この丸っこい建物、一体何でできていると思う?
じつはこれ、ダンボールでできた組立式テントで、その名も「DAN DAN DOME」。
世界で初めてレトルトパウチを開発するなど、これまでさまざまなイノベーションを起こしてきた「東洋製罐グループ」と、極地や被災地に組立式のテントを提供してきた「極地建築家」の村上祐資氏がタッグを組んでできあがったのが、この製品だ。
独自ラミネート加工で耐水性をアップさせたダンボールを使用して、村上氏が設計を担当。環境にも配慮し、ネジや釘を一切使用せずにパーツを簡単にドッキングできる形状に仕上がった。
野外フェスやアウトドアシーンでの利用はもちろん、仮設住宅としての利用や被災地でのプライベート空間の確保といったさまざまな用途での使用が可能。
無地のダンボールを使用しているため、ペイントやシールを貼るなどデザインを施すこともできて、それぞれのシーンの特色に合わせて使えるのもうれしい点だ。
“人を包む”ダンボールアーキテクチャーとして、今後はテントや居住空間の再生可能資源への代替としても期待できる。
○ワタシ想います。
色々可能性があるのですね。いいと思います。