東京都内で今週、新型コロナウイルスの感染者数がどこまで増えるのかが焦点となっている。緊急事態宣言の発出から2週間が経ち、宣言による感染防止の効果が本格化する時期に差しかかるためだ。宣言後は都内の繁華街での人出は減っているが、感染力の強い変異株(デルタ株)の脅威を上回るほどの効果があったのか。その「優劣」に都庁関係者は気をもんでいる。
「いま見ていただいている数字は2週間前の話。この時差のことも改めて確認をしていただきたい」
小池百合子知事は21日にあった都のモニタリング会議後、記者団に強調した。「2週間前の数字」というのは、小池知事があらゆる場面で用いてきた言葉だ。
新型コロナは、潜伏期間や検査に至るまでの日程を踏まえ、感染してから陽性者としてカウントされるまで、長くて2週間ほどかかると言われている。21日に都内で確認された感染者数は1832人に上ったが、この人数は2週間ほど前の感染状況を表しているとされている。
政府による緊急事態宣言発出から、2週間が経った時期にあたるのが今週だ。
○ワタシ想います。
なんちゃって緊急事態宣言発出には、意味はないかも。
個人を守るのは、個人。政府ではない。