この時期の手仕事といえば、梅しごと。梅干しづくりにトライしているという方もいらっしゃるかもしれません。
おなじみの「梅干し」は食中毒予防があることで有名ですが、あの酸っぱさであるクエン酸には、カルシウムの吸収を高めるという作用もあります。
たとえば、今の季節においしい定番料理に”イワシの梅煮”がありますよね。この組み合わせは、暑い時期にさっぱりといただけるということだけではありません。「梅干し」を入れて煮ることで、イワシの骨からカルシウムが溶けだしやすくなったり、カルシウムの腸での吸収が高まったりと、効率よくカルシウムがとれるというメリットもあるのです。
では「梅干し」は一日のうち、いつ食べるのがおすすめでしょうか?
おすすめは夕食です。
カルシウムの体内への吸収は夜に高まるので、夕食に「梅干し」を取り入れると、夕食でとったカルシウムの吸収がより促されやすくなります。
ただ、「梅干し」を料理に使うのは少しハードルが高いかもしれません。そこで簡単な調理法としては、ご飯を炊くときに「梅干し」を入れて炊飯する方法です。炊き上がったら梅干しをくずして全体に混ぜればできあがり。
食中毒予防にはよく日の丸弁当が良いといわれますが、それよりも効果的なのは、ごはん全体に「梅干し」を散りばめること。ごはんにまんべんなく「梅干し」のクエン酸がいきわたったほうが、よりたぶん防腐作用が高まります。
○ワタシ想います。
多分、日本が世界に誇れる食材だと・・・。