大阪府高槻市は11日、新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場で接種ミスやワクチン廃棄があったと発表した。
市によると、市保健センターでの10日午前の接種終了後、ワクチン入りの注射器が6本多く残っていることが判明。使用済みのワクチン容器に誤って生理用食塩水を注入し、6本分が非常に濃度の低いワクチンになった可能性があるという。市は、同日午前に接種を受けた162人全員を対象に抗体検査を実施するとしている。
市立西部保健センターでは10日午後3時ごろ、生理食塩水でワクチンを希釈する際に、注射器と針の接合部分から生理食塩水が漏れ出た。漏れた量が正確には分からないため、適正な濃度で希釈することが困難と判断。安全性を考慮してワクチン1瓶(6回分)を廃棄処分にした。
○ワタシ想います。
「注射をする」行為は、それなりに研修を受けた医学生でも出来る。
問題になるのは、ワクチンそのものの管理や生理食塩水との規定量の管理、また、注射器本体の管理だと・・・。
その辺の単純作業を軽視すると、今回のような問題が発生する。