日本郵政グループは6日、長崎市の元郵便局長の男が、40人超の顧客らにウソの取引を持ちかけて約10億円をだまし取った疑いがあると明らかにした。詐取の期間は、20年を上回る可能性がある。長崎県警も情報を把握しており、関係者から事情を聞くなどして捜査している。
元局長は1990年代から長崎市周辺の顧客に対して「高い金利が得られる」と勧誘し、貯金や保険料などの名目で詐取した疑いがある。実際の金融商品であることを装うため、不正に証書を作成し、渡していたという。
貯金の解約を希望する顧客から郵便局に相談があり、被害が発覚した。元局長は2019年に定年退職したが、その後も金銭をだまし取っていたとみられる。
日本郵便は「全容解明に向けて社内調査を行っている。お客様に多大なるご迷惑とご心配をおかけし、深くおわび申し上げる」とコメントした。6日午後、記者会見を開いて状況を説明する。
○ワタシ想います。
他にも、似たような不正があると・・・。