ハッシュタグ「発売しません」でツッコミ殺到。
日清食品のカップヌードル公式ツイッターが25日に投稿した書き込みが、フォロワーの間で盛り上がっている。
同アカウントは同日、「でかいカップヌードルを持ってるように見えるエコバッグを作りました」と投稿。体の半分ほどがすっぽり隠れるほど巨大なエコバッグを肩から下げて歩く女性の全身カットなど3点の画像を添えた。バッグのデザインは同社のカップヌードルのパッケージを模したものとなっている。続けて「バッグは収納してもカップヌードルになります」とも書かれており、ほか2つの画像には、同様にカップヌードルのデザインを模したエコバッグの収納用ポーチが写っており、こちらは本物のカップヌードルに近いサイズのよう。
本家が作ったものだけに、ノベルティー商品好きなユーザーなら誰でも欲しくなってしまいそうな完成度にもかかわらず、投稿の最後には「発売しません」とのハッシュタグが。このため、フォロワーからは「発売せんのか~い!」「売らないのかよ!」などとツッコミリプライが殺到。同日16時時点で2.2万の「いいね」がつき、リツイートも6000を超えて盛り上がっている。
「売りましょうよ。私、確実に買います」「商品が売れない時代に 要望の多いモノを売らないのは愚行だと思います…」「広告としていい販促ツールですよ、これ」などの真面目なリプや、「シーフードとかカレーとかバリエーション作って売ってください」「謎肉のポーチとか卵ポーチ欲しいな」など、さらなる関連グッズのリクエストも見られる。
ただ、「いろんなモノ作って 見せびらかして 販売しないって…どんだけみんなの気持ちを弄べば気が済むんですか!」との指摘があるように、時折、何の前触れもなく完成度の高いオリジナルグッズを作って披露するものの、ほとんど商品化しないのが同アカウントの通例。ここ数カ月の投稿をさかのぼっただけでも、ナノ3Dプリンタで作った顕微鏡スケールの超ミニサイズ模型や、カップヌードルの具として知られる「謎肉」を原料に再現した骨つきの「マンガ肉」、謎肉風スマホ充電器カバー、カップヌードルのカップの中に作られたラーメン店のミニチュア模型、トナカイのソリに乗ったサンタクロースが滑空するクリスマスイブのジオラマ、家で運動会の気分が味わえるカップヌードルの「玉子入れ」ゲームなど、月1回程度のペースで繰り出している。「発売しろよと思ったらRT」などのハッシュタグが付けられることもあるが、実際に商品されることは稀だ。