鶏卵生産・加工品製造販売のひたち農園(茨城県常陸大宮市、根本茂幸社長)は16日、水戸市河和田に卵の無人販売店「無人卵直売所 たまgo市場河和田店」をオープンした。新型コロナウイルス感染拡大に伴う販売対策で、非接触による卵販売に乗り出した形だ。
店舗はコンテナを活用し、採卵の翌日には新鮮な卵が店頭に並ぶ。商品は極上赤大玉30個やお徳用白中玉40個、小玉ちゃん50個、プレミアム奥久慈卵20個の4種類で、価格は全て千円。購入方法は陳列棚からパック詰めの卵が入った箱入り商品を取り、料金をさい銭箱の形をした料金箱に入れる。現金のみで、お釣りは出ない。購入の方法は店内の動画でも案内している。24時間営業で、防犯用監視カメラを設置してある。
同社はブランド卵「奥久慈卵」を生産し、飲食店への卸が6割に上る。新型コロナによる外食需要減少の影響を受けているという。根本社長(48)は「各地に出店しているギョーザの無人店舗を参考にした。生産者の思いを直接消費者に届けられれば」と話した。25日には、ひたちなか市枝川に2号店が開店予定で、今後も出店や商品の種類を増やしたい考え。
○ワタシ想います。
コンテナがいい。