ドイツの食事宅配サービス大手デリバリーヒーローの日本法人が手掛ける「foodpanda(フードパンダ)」が4日、仙台市で事業をスタートした。東北での展開は初めて。
配達エリアは青葉区、宮城野区、若林区と、太白区の一部。4日時点で数百店が加盟する。アプリなどを通じて注文すると、事前に登録した配達員をマッチングする。配達員は事前に決めたシフトで働き、悪天候時も人員を確保。平均25分以内の配達時間が売りだ。
市内では複数の食事宅配サービスが先行する。栗本拓弥シティマネジャーは「地域密着型企業として地元出身の営業担当者の採用を進めており、地元の隠れた名店の料理を提供したい」と話す。年内に数千店の加盟を目指すという。
加盟する「牛たん料理 閣」ブランドーム本店(青葉区)の勢喜卓也店長は「新型コロナウイルスの影響で来店客は5割以上減った。デリバリーを通じ地元の人に食べてもらうチャンスを広げたい」と期待する。
配達手数料無料などのキャンペーン(終了時期未定)を実施しているほか、1カ月間は全メニューの代金を最大30%割り引く。
デリバリーヒーローはアジア太平洋地域でフードパンダを展開し、昨年9月に日本での事業をスタート。国内は宮城を含め13道府県となった。
○ワタシ想います。
段々と複雑な組織が出来ている。