AI活用し開発へ
尿や大便は毎日の健康を測るバロメーター-。TOTO(北九州市)は、日々の排せつ物から得られるデータを分析し、健康改善策を提案する「ウェルネストイレ」の開発に乗り出した。便座にセンサーを取り付け、肌との接触面から得られる血流の変化などの情報も判断材料とする。AI(人工知能)の技術がある海外のスタートアップ企業や研究機関などと提携し、数年以内の製品化を目指す。
トイレを使うたびに、排せつされた尿や大便のにおいなどに基づき、AIが心身の状態を判断。「食事が偏っているようです」「アボカドサラダをお薦めします」などといったアドバイスを、スマートフォンの専用アプリに送信する。
これまでも体重や血圧を測定できるトイレ製品があったが、データを解析して具体的な助言を行う製品は同社初となるという。
○ワタシ想います。
自分の健康状態ぐらい、自分で把握したいと。
でも、AIが助言してくれるなら、いいかも。