感情動かすヒュンダイ新型「Mini45EV」のスゴさとは
ヒュンダイ「Mini45EV」
ヒュンダイが2020年12月に動画で詳細を明らかにしたSUVの形を模した子ども用モビリティ「Mini45EV」は、小さな患者を支援する「リトルビッグe-モーション」プロジェクトに基づき、世界有数の子どものがん患者治療施設であるスペインのSJDバルセロナ子ども病院に寄贈された1人乗りEVです。
搭載された技術で注目されるのは、マサチューセッツ工科大学との共同研究で開発された、ドライバーの感情や身体状況を検知するEAVC(Emotion Adaptive Vehicle Control)と呼ばれる技術です。
呼吸や心拍数を検知するセンサー、表情認識システム、呼吸誘導シートベルト、感情基盤アロマディフューザーなどで構成されるEAVCが、子どもの精神的な負担を和らげます。
病室のベッドから医師が待つ治療室への移動は、病気の子どもにとって大きな精神的負担となりますが、Mini45EVがアシストします。
また、医師にとっては対面することなく子どもの心理状態を知ることができることもメリットです。