お寺では、春秋年2回法話が行われる。
仏教の話が多い中、今回イスラム教の話が。
イスラム教の信仰の根幹は、「六信五行」。すなわち、
6つの信仰箇条と、5つの信仰行為から成り立っている。
六信は、次の6つである。
1.神(アッラー)
2.天使(マラーイカ)
3.啓典(クトゥブ)
4.使徒(ルスル)
5.来世(アーヒラ)
6.定命(カダル)
このうち、特にイスラム教の根本的な教義に関わるものが
神(アッラー)と、使徒(ルスル)である。
ムスリムは、アッラーが唯一の神であることと、
その招命を受けて預言者となったムハンマドが
真正なる神の使徒であることを固く信じる。
イスラム教に入信し、ムスリムになろうとする者は、
証人の前で「神のほかに神はなし」
「ムハンマドは神の使徒なり」の2句からなる
信仰告白(シャハーダ)を行うこととされている。
また、ムスリムが取るべき信仰行為として
定められた五行は、次の5つとされている。
1.信仰告白(シャハーダ)
2.礼拝(サラー)
3.喜捨(ザカート)
4.断食(サウム)
5.巡礼(ハッジ)


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