2012年6月24日(日)11時0分配信 R25
今年4月、国際通貨基金(IMF)が183カ国を対象とした
2011年の「経済成長率」を発表した。経済成長率とは
実質GDPの前年比伸び率のことだが、この結果を
みた人は上位を占める意外な顔ぶれに驚いたに違いない。
なにしろ1位がカタールで、2位はモンゴル。
3位はトルクメニスタンで、4位がガーナ、5位は東ティモール。
いわゆる途上国ばかりが並んでいるのだ。
これまで急成長している国といえば、中国やインド、
ロシアにブラジル、インドネシアといった国だったはずだが、
このうちトップ10入りしたのは10位の中国だけ。しかも、
中国が前年比でマイナス2ポイントの9.24%なのに対し、
上位の国は軒並み10%以上の伸び率を示している。
○日本が一位だったこともあるが、今となっては
平家物語の書き出しを思い出すばかり。
