江戸時代から始まり戦前に廃止されたコメの先物取引が8日、東京と大阪で72年ぶりに再開しました。東京の取引所では、買い注文が相次いで、値段がまだつかない状況になっています。
コメの先物取引は江戸時代に大阪で始まり、政府による物資の統制が強まった昭和14年に廃止されましたが、農産物の先物市場を運営する東京穀物商品取引所と関西商品取引所が、農林水産省の認可を受けて、8日、試験的に取り引きを再開しました。このうち、東京では午前9時から売買が始まりました。来年1月に引き渡されるコメの価格について、取引所は、基準となる値段を60キロ当たり1万3500円に設定していましたが、買い注文が集中して、1日の値幅制限を超えて値上がりする気配で、売買がまだ成立せず、値段がつかない状況です。これについて、東京穀物商品取引所の渡辺好明社長は「市場ではこの秋に収穫を迎える新米の需給がひっ迫すると見ているということだと思う」と述べました。コメの先物取引は、指標となる価格が新たにできることで取り引きの透明性が高まると期待されていますが、JAグループなどは主食であるコメの価格の乱高下を招きかねないとして取り引きに参加しない方針です。先物取引が、今後のコメの価格にどう影響するのかが注目されます。
◎ワタシ思います。日本人の主食は「ごはん」です。
誰が何と言おうとも、「ごはん」です。
みなさんも美味しい「ごはん」を食べてくださいね。
ワタシの田んぼです。元気に育っています。
「にこまる」という品種です。
収穫が楽しみです。
