京都市が野良猫の去勢・避妊手術を無償で行う事業を
本年度から始めたところ申し込みが殺到し、80匹を超える
手術待ちが出ている。手術は獣医師がボランティアで行って
いるため、追いつかない状態。野良猫の繁殖を防ぐことができる上、
発情期の尿による臭い付けや鳴き声などが
軽減されることも好評のようだ。
市内の猫の殺処分数は2009年度は1835匹で、
犬の133匹を大きく上回る。市はふん害などで苦情の多い
野良猫の繁殖を防いで殺処分数を減らすため、
政令指定都市で初めて実施した。
手術後は町内会が餌やりやふん掃除をしている(京都市中京区)

