食料は本当に輸入し続けられるか。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

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久し振りに、『最近の農政』を、・・・。


 現在政府が検討しているTPPは、
あくまで現在の条件でしか検討していな。
現在の条件とは、
日本が自由に農産物を輸入できているということである。
じつはこの条件はあくまで一時的なものであり、
将来の保障はなにもないのである。
なにもないどころか、不安に満ちたものであるということを、
政府もマスコミも論じていない。


 事実、世界の穀物価格は、数年前から高騰が続いている。
原因は世界人口の増加とバイオ燃料、さらに地球温暖化による
異常気象などによって需給バランスが
大きく崩れてきているためといわれている。
さらに、世界の人口は年間8000万人近く増加し、
2050年の人口は91億人と予測されている。
一方で飢餓人口は8億5000万人ともいわれていて、
日本が世界中から食料を買いあさることは、
飢餓人口を増大させることにもなる。
お金を出しても食料を売ってくれない時代が、
すぐそこまで来ているのかもしれない。
実際に、自国の食料を優先、国外へは輸出抑制している
国家も最近出現している。


 また、食料が投機対象となり、
少量の不足でも大幅に高騰することも考えられる。
最近、小麦、コーヒー、砂糖、食用油等の値上がりが始まり、
食品業界の経営を圧迫している。
この原因は、アメリカの金融緩和により農産物が投機対象と
なったことによる。これが食料不足下でおきると、
その影響は計り知れないものとなるだろう。


 どの国家も自国の食料を確保することは、
当然のこととして対処している。
将来の食料確保も考慮しない無策のTPPは、
日本の農業と食料、そして地域・自然・文化をも滅ぼす、
最悪の選択と私は危惧している。


北海道・今橋道夫



ワタシは、飽食の時代が、いつまでも続くとは、

どうしても思えない。


以前も書いたかもしれないが、ワタシが生産したお米は、

「縁故米」として、知人や親せきに買っていただいている。


最近は、先輩農家から、「米 余ってないか?」と、

問い合わせがくる。先輩農家も、「縁故米」として、

販売しているところが多い。


買っていただく方から、追加の注文が増加している様子。


ワタシの知る限り、ワタシの地域では、「米不足の状況」が、

ここ数年続いている。


確かに、スーパーに行けば、お米も「売るほど積んである」(笑。

いつでも、買える。

なのに、ワタシ達生産者から直接購入を

希望される方が増加している。


思います、一部の消費者の方は、その辺を理解されたのだと。



「フードマイレージ」という言葉がキーポイントかも。



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