◎七五三
男の子は数えで3歳と5歳、女の子は3歳と7歳の年に、
成長を祝って社寺に参詣する。
3歳は髪を伸ばす「髪直」、5歳は初めて袴をつける「袴着」、
7歳は本仕立ての着物と丸帯という大人の装いをする
「帯解」をそれぞれ祝う意味がある。
旧暦11月はその年の実りを神に感謝する月であり、
旧暦15日は二十八宿で「何事をするにも吉」とされる
鬼宿日に当たったことから11月15日に行われるようになった。
今日では11月15日にこだわらずに
10月から11月の間に行われるようになっている。
ワタシの子供たちは、すでに成人している。
近くの神社では、七五三参りの家族の風景を見る。
例年、過ぎし日の我が家の風景を垣間見る瞬間でもある。
懐かしく振り返るワタシではあるが、
ワタシの想いが子供たちに伝わっているのか、
自問自答してしまう、瞬間でもある。
ただ、宮司さんは、今も当時の宮司さんであり、
当時、七五三の子供の写真を撮っていただいた。
思えば、長い付き合いである。