地域社会とのつながりが、苦手な人が増えているようです。
どちらかと言えば、ワタシもそうか知れません。
「つながらなくても、生きていける」という思いが、
いつの間にか醸成されたように想います。
そのくせ、パソコンに向かうと、つながりを求めている
自分がいます。
昔、隣の家に「味噌・醤油」を借りに行った話を、
落語などで聞いた記憶がありますが・・・。
『20年後の2030年、日本社会は全世帯の37%あまりが
独りで暮らす単身世帯という時代を迎えるらしいです。
世界にも例のない超少子高齢化や格差の拡大、
それに都会への一極集中や地方の疲弊。
日本社会のさまざまな課題が人々の暮らしを直撃し、
絆や支えをなくしたまま生きざるを得ない、
いわば「無縁社会」を生み出している。』
こんな話を聞くと、悲しい気がします。
今のワタシは、地域農業にかかわる仕事に
携わっているのですが、年配者にはつながりを
大事にする人が多いのに比べて、サラリーマンを経て
定年後、帰農する世代には権利意識が強く、
つながりを無視するタイプが多い気がします。
つながりを大事にするか無視するかは、
「個人の考え」というより、もしかしたら
社会としての「問題」として、
取組む必要があるのかも知れません。
そんな「無縁社会」が、徐々に近づいているのですよ。