たまには、「田んぼ」のことも書かないと・・・。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

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例年、この時期、「なかぼし」をする。


「なかぼし(中干し)」・・・田んぼの水を抜く。


水を抜くことで、少し稲を「痛めつける」?こと。


大事に育てると、ひ弱な稲になるから、先人の知恵だと思う。



こんな感じ。



★マエちゃん噴泉記★ 【笑事記】-中干


もう少し経つと、土にひび割れが出来る。


ひび割れにより、稲の根が切れてしまう。



すると、稲が考えるのです。


稲・・・このままだと、枯れてしまうかも!・・・


    新しい、根を出さないとダメだ!、みんな頑張れ!。



人間・・・そこが、ねらい目なのです。


     稲に、生きようと考えさせて、


稲・・・「ボク頑張る!」という、意識を植え付ける。



そして、強い新しい根が出ることにより、


台風が来ても、「倒れるもんか!」と、稲が頑張るのです。




ただね、この梅雨の時期、晴れ間が続くことが少ないので、


雨が降ると、稲も安心して、新しい根を張ることを、


止めてしまうことが多いのですよ。






ここが、ポイントですねん。(稲VS人間)




今年は、どうなるのか?、所詮、自然相手の生産活動。


人間の思うようにはならない事のほうが多い。それが、現実なのですよ。



結論・・・自然農法は、楽しみではある反面、不安もあるのですよ。




大きい台風の直撃を受ければ、たちまち、米不足に陥るのです。



細川政権のとき、「ミニマムアクセス米」を輸入せざるを得なくなったのは、


台風ではなく、冷夏が原因でした。


いずれにせよ、食糧問題は微妙で悩ましい問題なのです。