新年を向かえ、
テレビでは、今年も「お笑い」一色?の年明け。
笑いました。笑いは好きです。楽しみました。
笑いは大事だと心から思います。
でも、漫才タレントが、200万円の腕時計をさりげなく自慢していました。
時代ですかね。多分そうだと思うのですが・・・。別にいいんです。
放送するメディア側も、これ見よがしに、放送していましたし・・・。
結局、その程度の、TV局ですなと、勝手に判断させていただきました。
時代に乗った、勝ち組らしき漫才タレントの空虚な自慢ですよネ。
日々、額に汗して、身を粉にして、農産物を生産している者として、
200万円の腕時計の自慢を放送する意味が分かりません。
「お前はアホか?」としか、思いません。
ワタシは自分を知っています。ほんの百姓です。
今風に言うと、「漫才タレントにも及ばない、
食糧生産者の遠吠え体長です」よ、正直。
正月休み、帰省された方も多いようです。
電車の窓から見える田園風景を、
心なごんで見ていただけたと思いますが、
この田園風景を維持管理しているのは、
年収200万円程度の、名もない百姓です。
たかだか、時計1個分で、実を粉にして一年働いています。
ああー、また、いやなことを書いてしまいました。
いつも、最後は自責の念に駆られてしまいます。
どうしてなんでしょう、笑えない自分が、ここにいます。
食料が未来永劫ふんだんに輸入されることを、
心から希望します。漫才タレントさんも、一緒にお祈りしてください。
飽食の時代が永遠でありますようにと・・・。
そうなれば、百章は笑って、農業を捨てます。
農業を、止めてもいいのなら、いつでも、笑って止めますけど・・・。