最近の農政。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

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日本の「穀物自給率」28㌫(政府発表)。

家族総出で農業をしても、サラリーマン1人の収入にもならないから、息子はサラリーマンを選択します。今、仕方なく農業を継続しているのは、高齢者です。

次の農業世代が育ちません。

今、電車の窓から見える「田園風景」は、残念ながら、やがて、草だらけの荒野に変わるのですよ。

別に、いいんですよ。国民がそれを選択したのですから。

曲がったキュウリは、買ってもらえないのですから。

「飽食の時代」を謳歌している現在ですが、「飽食の時代」など、のちの時代から見れば、「幻(まぼろし)」でしかないのは、明らかです。

食料を輸入に頼っているのですから。

野菜や穀物の輸入ではなく、「家畜の飼料」のことです。

「松阪牛」「近江牛」など、国産牛だと思っていますが、その牛の餌(えさ)は、「輸入穀物」です。

穀物自給率28㌫の日本に、「牛の餌」など、存在しません。


大事なことを、そっちのけで、今の農政の指導は、

○農空間を大事にしよう!。

○農地の多面的機能を見直そう!。

○ため池を地域住民のオアシス空間として活用しよう!。





●残念ながら、農空間は、「犬の散歩道」で、糞の放置場所です。


●残念ながら、「ため池」周辺も「犬の散歩道」で、糞だらけです。



農家が、農道を歩くと、必ず、「犬の糞」を、踏みます。


「ジュースの缶」や「ペットボトル」は、お構いなしに、農地に投げ込まれます。




昔は、ご飯を残すと、「目がつぶれるよ!」と教えられました。


住民は今、目がつぶれないことを知ったようです。




・・・目はつぶれませんが、「飢餓と飢え」が、忍び寄っていることは、知らないようです。


自給率が年々減少しています。


農家のせいではありません、それを選択した国民のせいです。



イギリスは日本と正反対に、自給率増加に、成功しています。


結果的に、国民がそれを、望んだからです。



住民にこびた農政 ↓ 看板。