もの想う秋。 | ★マエちゃん噴泉記★【大阪DE農業】

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「マエちゃん想いますな!」

さて、当地では、稲刈りもそろそろ終盤。
例年に比べ、今年は、台風22号の影響で遅れぎみの様子。
やっとこさ、収穫作業を終了しつつありますが・・・。

想えば、ほんの2~30年前からでしょうか、当然のように、稲刈りにも、コンバインが導入されるようになりましたな。

理由の一つには、しんどい農作業を嫌い、楽な?(おいらの経験では、決して楽では無いのですが)サラリーマンを選択する息子を尻目に、おやじさん達は、先祖から引き継いだ農地を、次の世代にバトンタッチしたい一心で、機械を購入し、重労働から解放される事と引き替えに、止むなく、借金に手を染め、機械の購入に踏み切ったんですな。

息子の労働力など、アテにしなくても、俺が「農業を守る」と、親父さん達は、しゃかりきに働きましたな。これで、なんとか生活も安定するだろうという、希望をもって。

そしたら、細川の殿さんが、外国米を輸入することを決めたんですな。『そのとき、歴史は動いた』んですな。「日本農業の切り捨て」を、決めてしまったのですな。

親父さん達の、唯一のよりどころであるり、頼りにしていた『JA』も、先日の参議院選挙で、推薦していた候補者を、あっさりと落選させてしまいましたな。

それに引き替え、歯科医師会は、きっちり候補者を当選させ、自分たちの生活を守るべく、行動してはりますな。『米と歯医者さん』どちらも、大事です。ただ、はっきりしたことは、それを支える組織の考え方が、浮き彫りになったことです。(しっかりせーよJA!!)

今年も、収穫された田んぼには、ワラを干す、いつもの風景が。
こんな田園風景を、間近に見ることが出来る幸せを感じますな。

やがて、こんな風景も、外国へ行かないと、見られなくなるのですな。あはは。