猛暑の先月末、数多くのイベントでにぎわうお台場エリアで、セミナーが開催されました。
独立行政法人 日本学生支援機構 (JASSO) 主催の 「平成27年度 学生生活にかかるリスクの把握と対応に関するセミナー」 です。
今年度は “SNSの利用に伴うトラブル防止について” ということで、私もパネリストの一人として登壇させていただきました。
募集開始早々に定員に達したとのことで、大学・短大・高専の教職員のみなさまの関心の高さが伺えます。
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今回は、兵庫県立大の竹内先生が講演をされた後、熊本の中学校で長年情報モラル教育に尽力されてきた桑崎先生、早くからソーシャルメディアガイドラインを作成し大学生のSNS利用に取り組まれている聖心女子大の小城先生と共に、事例紹介とパネルディスカッションをさせていただきました。
私以外の登壇者のみなさんと私の違いは、一般企業で仕事をしてきた経験。
ですから今回は、「子どもや若者のインターネット利用について」 の話は他の先生方にお任せして、「“プライベート Use Only” から “オフィシャル Use との両立” に向けて」 をお話しすることにしました。
社会人向け情報モラル研修を行った際の印象も踏まえ、社会に出るまでに学生が身につけておきたいことを、もし私がコンサルタントとして学校にアドバイスするなら‥‥と考えて、こんな↓アイディアをご用意しました。(ご参考まで)
「不適切投稿を繰り返す学生への具体的な対応方法は?」
「大学で専用SNSを提供することのメリットとリスクは?」
「犯罪になる!と脅すような伝え方も有効なのか?」
といったご質問と共に、「小中高校での情報モラル教育はどのように行われているのか」 を知りたいという声も。
『大学・短大・高専』 というピンポイントで捕らえるのではなく、鳥瞰して広く捕らえようとしてくださっているのが、とても心強く感じました。
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当日の配布資料は、近々、JASSOのオフィシャルサイトに 「開催報告」 として掲載されることになっています。
〔セミナーページ http://www.jasso.go.jp/seminar/seminar_index.html 〕
大学・短大・高等専門学校だけでなく、幼稚園・小学校・中学校・高等学校の教職員や保護者の方々にも役立つ内容がたくさん詰まっていたセミナーでした。
みなさま、参考にしてみてはいかがでしょう?