でかした自分!
残してたよ、三馬鹿とタッキー&翼の楽しい楽しい対談。
村上:最近会うたんは、横山とやってるラジオ「レコメン!」にふたりがゲストで来てくれた時かな。
渋谷:「宝探しアドベンチャー謎解きバトルTORE!」でも一緒だった。収録合間に服の話をしたかな。
滝沢:「Heartful Voice 」リリースの時だね。
今井:あの時は久しぶりに話せて楽しかったな。
横山:なんだかんだで、付き合いは長いよね。僕らが事務所のオーディションを受けた時、審査員がタッキーだった。ふたりの主演ドラマを見てたから、実際に会った時は「うわ、ホンモノや!」と思った。
渋谷:「大スターがおる!」って。
滝沢:僕ら的には後輩って感覚はなかったよ。同年代の人が入ってきて、盛り上がるぞって、楽しみだった。
今井:オレの場合、それまで関西の人とふれあう機会がなかったから、3人の言葉、会話、行動、全てが新鮮だった。「本当にこんな言い方するんだ!」って密かに感動してた。
滝沢:とは言いつつ、ヒナのことは・・・大嫌い・・・だった。
村上:そうそう、俺もめっちゃ嫌いやった(一同爆笑)。なんで嫌ってたか言うたら、それはもうタッキーも翼くんもTVにいっぱい出ててね。みんなをひっぱってる人が自分とタメの少年だったからうらやましさが、嫉妬に変わってさ。
滝沢:仲良くなるきっかけはTV番組「やったるJ」の企画で世界一周した時かな。
村上:たぶん、寝台列車の中やったともう。「実は俺、お前のこと嫌いなんだけど」「いや、俺もやねん」みたいな会話。
滝沢:それがなぜか「今、好きな女のコいるの?」とかいう中学生みたいな会話になっちゃって(笑)、旅が終わる頃には仲良くなってた。しょっちゅう遊んでたね。
今井:すばるも滝沢といつも一緒にいたでしょ。俺らが17、18才の頃だったかな。当時、滝沢の家に行くと、必ずすばるがいて、3人でスーパーで買い物して、鍋パーティーしてたよね。「鍋屋たきざわ」とか、勝手に命名してた。そうそう、山下もいたな。
滝沢:懐かしいね。真夏でも俺んちで鍋パーティーやってたからね。
今井:今では滝沢の口ぐせになってる「なんでやねん!」って、その頃からだと思う。俺は、すばるの影響じゃないかと勝手に思っているんだけど。
村上:タッキーとすばるでチャリンコ買うて、ウロウロしてたやろ?
滝沢&渋谷:あったね!(顔を見合わせて爆笑)
渋谷:タッキーの家の近くのディスカウントショップで明け方、ふたりでママチャリ買って、4〜5km走って海を見に行った。なんでそういうことになったんやっけ?
滝沢:なんでか全く覚えてないけど、ふたりで自転車漕いで行ったのは、はっきり覚えてる。
横山:そのチャリの前かごにお面つけてなかった?
渋谷:タッキーはつけてた。志村けんさんのバカ殿のお面。で、海から帰る途中で登校中の中学生にバレて囲まれそうになって、「あかんあかんっ!って必死に逃げてきた。
村上:タッキーの豪快伝説は、まだあるで。「昼飯食いにディズニーランド行った」とか。連れてってもらったの俺やけど。
滝沢:二人で昼飯食おうとした時、俺んちの近所の店は行き尽くしてて、ネタが尽きたんだよね。
村上:そしたらタッキーが「ディズニーランド行こうぜ」って、それって飯食うだけのために入園料払わなあかんわけやん?正直、どうかな・・・と持ったけど、ま、くっついて行けば、それもおごってくれんねやろうなぁって(笑)。申し訳ないとは思うてんけど・・・。
横山:俺と錦戸と大倉がタッキーに飯を連れて行ってもらった時、俺が「いつも奢ってもらってばっかりだから、今日は俺らに出させてよ」と。で、伝票もらったら、残念なことに、3人の手持ちを集めても会計に足りなくて・・・。
渋谷:うわっ、最悪のパターンや!
横山:「タッキー、ごめん、お金貸して〜」って。
村上:借りたんかい!
横山:結局、おごっていただきました・・・。そういえば、翼くんにもんじゃ焼きをご馳走になったこともある。渋谷のセンター街のど真ん中で。
渋谷:なんでまた、もんじゃ焼き?
今井:たぶん横山が「もんじゃ焼きを食べてみたい」って言ったんじゃないかな?俺も詳しくなかったけど、確かこの辺にあったはずだぞって感じで・・・。二人でセンター街をウロウロしてた。
村上:俺は、翼くんの地元のタコ専門料理店に行ったことあるよ。
滝沢:初めて聞いた、そんな話。
渋谷:またマニアックな店やな。ティーンエイジャーが行くとこちゃうで(笑)。
横山:俺ら、さっきから奢ってもらった話しかしてない(笑)。
今井:当時、ヒナが大阪に帰る新幹線のチケットを渡されてて、でも俺んちに泊まってればチケット代が浮くって、金券ショップに行って売ったんだ。そしたら、悪いことはできないよね。急遽、どうしても帰ってこいって連絡がきて。
村上:大損やったわ〜、大反省。
今井:その頃から、ヒナのお金に対するしっかりした考えはできてた。
村上:タクシーなんて乗れなかったから。当時、スマホなんてないので東京の路線図を一生懸命覚えた。翼くんの家に行く時「〇〇駅で改札出て階段降りて△△線に乗って・・・」って最初に教えてもらったな。
渋谷:翼くんは、きっちりしてるよ。几帳面で完璧主義。Jr.のころ、宿泊先で翼くんがジーパンをはいて寝てるから、なんでやろ?と。要は、次の日朝早いからって、夜寝る前に翌日着る服とか腕時計まで全部身につけて、しっかりセッティングした状態で布団に入ってたっていう。
横山:翼くん、そいういうことしそう。
渋谷:でもな、しばらくしてから暑くなったらしくて「相葉、暑い、クーラー!」って。で、寝ぼけた相葉雅紀が「ん、ああ?あ、はいっ!」って。
村上:ジーパン履いとるから暑いんじゃ!服脱げばええやん(一同爆笑)
今井:全然覚えてない。
横山:稽古場や宿泊先のロッカーでも、ひとりだけものすごくきっちり整理してるからわかる。「あ、ここ翼くんのゾーンや」って。
渋谷:行ったことないけど、翼くんち、絶対キレイやと思うもん。
村上:当たり。自分の寝室にミニ冷蔵庫みたいなやつ置いてあった。「コーラはキンキンに冷やした方がうまいから」言うて、いつもきっちり5本入れてたの、覚えてるわ。
今井:今、褒められてるのかな?俺が3人に対してずっと昔から思っていたのは、すばるは歌唱力がズバ抜けているし、ヒナはトークのセンスと全体を見渡せる能力に長けてる。横山は役者としての演技力が別格。それぞれ個性が輝いてるなぁって。
滝沢:うん。それに3人は昔から関西Jr.の先頭で引っぱってたよね。人間としてもすごく魅力的だし。だから好きなんだよね。
今井:それが関ジャニ∞が他のグループにないものを持ってることにつながると思うよ。
横山:いやいや、俺らからしたら、ほんまに二人は雲の上の存在やったもん。学校の憧れの先輩って、いつまでたってもそのままって言う感じ。嵐には同期っていう感じで、「おいっ!」って気軽に言えるけど。
村上:コンサートやTV番組、一緒に随分やらせてもらったけど、今、改めて思うのは、二人がいなかったら俺らもまず東京に出てきてないってこと。
横山:ホンマそうや。TV出られてないんちゃう?二人に乗っかって、俺らはただ後ろでヘラヘラしてるだけやったし。それで、陰ではずーーっと「タッキーと翼くんは、はよデビューしてくれへんかな。二人がデビューせな、順番的に俺らもでけへんやろ」って言ってた。
村上:さんざん世話になってんのに文句しか言わへん(一同爆笑)。
渋谷:いろんな時間を過ごして行く中で、濃い経験をさせてもらえた。当時は気づかなかったけどね。二人には感謝の気持ちしかないな。
今井:でも、東京のJr,だけでやっていた中に、関西の3人が入ってきた時は、いい化学変化をもたらしたともうよ。MYOJO1月号のすばるインタビュー(裸の時代)で読んだけど、お客さんが少なかった時期から大阪松竹座でやり続けたことが、いまの関西Jr,につながっているわけで、3人の功績は俺たちだけじゃわからないくらいに大きいと思う。CDデビューの経緯も複雑だったでしょ。これも記憶にあったけど、みんなでCDショップにこっそり売れ行きを見に行くとか、一つ一つの瞬間をとても大事にしてる。いい意味でハングリーだよね。
滝沢:うん。
渋谷:「うん」ってなんかもっと言うてよ(笑)。
滝沢:本当に嬉しかったよ、関ジャニ∞がデビューした時は、一緒に過ごしてきた仲間だから。お互い、にらみ合った時期もあったけど、やっぱり同い年って、どこか特別な関係だし。
今井:そうだね。
横山:ちゃんと睨んでくれてた?俺らのこと。上から眺めてただけ、ちゃうん?(一同爆笑)
滝沢:すごく意識してたって!
今井:こういう冗談で盛り上がれるところが、同世代だよね。
横山:やっぱり同世代ってええな。
村上:ほんまやで。
渋谷:じゃ、次回は40才でお願いします。ワンランクおっさんになってから、また集まろう!
全員:いいね!
悲しくて寂しい結末のような気もするけど、ファンが見られないだけで、ずっと友達なんじゃないかな?この人達・・・って思う。
ありがとう、タッキー。
ありがとう翼くん。
ありがとう、すばる。
楽しかったよ。
倍々。
さよなら、黄金世代。