MRJミュージアム&あいち航空ミュージアム体験記 | 名古屋発グルメ旅行日記

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美味しいものを追求してちょっとだけ贅沢♡

 

さて。

そこそこ飛行機ヲタクなobakaneko.

MRJの工場見学ができると決まった日から、いつか絶対行く!と決意していました。

自宅の上をMRJが自衛隊の飛行機にエスコートされて飛んでいるのを見たときは興奮してうわーって絶叫しちゃったくらい!

とても素敵な見学ツアーができたのですが、小学生未満のお子様は安全上の理由で保護者同伴でも参加ができないということだけ覚えておいて下さい。

英語オンリーのツアーもありますので、日本語じゃない方が良い方も楽しめます。

 

申し込みはWeb予約事前クレジット決済のみです。

金額はMRJ、あいち航空ミュージアムそれぞれ単独なら大人1000円、高校生・大学生800円、小・中学生500円です。あいち航空ミュージアムは未就学児は無料。

MRJミュージアムと同時申し込みをすると割引があって、大人1500円、高校・大学生1200円、小・中学生750円となります。

同時申し込みが断然お得!

 

あと、すご〜く残念なのが写真撮影、録音一切禁止!

エントランスのみ撮影可なので、スマホ、カメラなど録画可能な電子機器は見学前にロッカーに入れるよう指示されます。

行かないと楽しめないよ〜!ということで、obakanekoの感想と経験を言葉のみでお伝え致します。

ああ、残念!

 

obakaneko、あいち航空ミュージアムまでは公共交通機関でまいりました。

名古屋駅から名鉄バスセンター、栄バスセンター、県営名古屋空港を経てあいち航空ミュージアムに20分ちょっとで到着です。

空港リムジンで行くので快適なバスの旅。

 

到着するとね。

マーシャラーが受付までエスコートしてくれますウインク

 

 

テンション上がるわ〜!!!

エントランスに到着する前に、警備員の方が「ここで撮影するとちょうど飛行機が飛んでいるように写りますよ」と教えてくれます。

 

 

懐かしいJASの機体ですね〜。

あいち航空ミュージアムは撮影可です。

 

 

入口が飛行機の乗り場と同じ!

それゆえ、チケットも〜ボーディングパスでございます〜〜〜。

 

 

私達はまだまだMRJの見学時間まで時間があったので、先にあいち航空ミュージアムを楽しむことにしました〜。

入ってすぐ目にするのが、レオナルド・ダ・ヴィンチ考案のヘリコプター。

 

 

昔のANAが社章として採用していて、このヘリコプターのイラストが垂直尾翼に描かれていたそうです。

そんな時代は流石に知らないな〜〜〜。

 

 

鳥山明さんがお好きな方はぜひデザインピンバッジをチェックして見て下さいまし。

 

 

ズラ〜っと並んでいる模型は、すべて実物の25分の1模型。

名機百選展示しているのですって。

 

 

零戦は後ほど実物も出てまいりますよ〜。

2階にはオリエンテーションシアター、サイエンスラボなどがありますが、小さなお子様向けになっています。

大人は子供に付き合う感じ。

大盛況でしたよ〜。

 

 

屋上に出ますと、県営小牧空港は目の前でございます。

 

 

ここからは、お目汚し失礼致しますが、規模の大きさを実感して頂くために、己の写真を載せますね〜。

 

 

飛行機はなぜ飛ぶのか?を教えてくれる忍者。

 

 

飛行機の工房というところに零戦が展示されています。

 

 

 

悲しい歴史はありましたが、美しい飛行機ですよね。

おお!そんなこんな見学していたらFDAが飛ぶざます。

 

 

MU-300

三菱重工のビジネスジェットですね〜。

美しい〜。

 

 

YS-11戦後初の国産飛行機です。

これは中の見学ができるのですが、お昼頃になると1時間以上の待ち時間が発生してobakanekoは諦めました。

午前中なら余裕で見られると思います。

 

 

これも人気だったかな〜。

フライイングボックス。

モーションシートと大画面スクリーンで名古屋周辺を遊覧飛行する、というアトラクションのようなもの。

小さなお子さんは100センチだったかな?身長制限があります。

 

 

さて〜そんなこんなで見学していたら、いよいよMRJの工場見学でございます。

専用カウンターでチェックインし、バスで工場まで移動します。

基本的に撮影不可!なので、これは帰るとき名鉄バスから撮影したもの。

 

 

MRJで作られる飛行機は小型機で70人乗りと90人乗りの2種類。

距離は国内ならすべてカバー、海外ならグアムまで行けるそうです。

 

エントランスに到着すると美しいアテンダントがつき、1時間30分きっちり案内して下さいます。

ロッカーに荷物を預け、耳にイヤホンつけてツアー開始!でございます。

 

まずはシアター。

MRJの開発から初飛行までをムービーで。

そうそう、シアターまでの廊下は滑走路になってました。

 

原寸大の模型が展示してありましてね。

機体デザインの説明があります。

 

まずね。

色に注目して下さい。

赤、黒、金。

これは「漆」で使われる色。

飛行機の美しい流線型は刀をイメージ。

そして、コクピットにうっすらとグレーの色を入れたのは、歌舞伎の隈取りをイメージして。

 

模型の隣に、漆器、刀、歌舞伎の人形が展示してありました。

こんなに美しいデザインですが。

よく考えたら、それぞれの航空会社に売られて行くわけで。

漆器をイメージした色ではなく、ANAのカラーとかになっちゃうわけですな。

残念!

 

模型ですが、機内の案内ももちろんあります。

コクピットは時代でしょうね。

ほぼ!液晶。

窓は大きく、パイロットの視界を広げているそう。

 

シートは皮、布両方あって、湿度の高いアジア圏は布を選ぶことが多いそう。

荷物は、床下に積み込まれるのではなく、飛行機の尻尾部分に。

これで天井を高く取ることができるようになったんですって。

天井は富士山をイメージ。

シートピッチも広いです。

面白かったのが、荷物を入れる棚の下にちょっとした凹みがあって。

乱気流などでひどい揺れが生じた場合、クルーの方がとっさに掴まれるように、ということで現場スタッフの意見が取り入れられたそうです。

 

エンジンのカットモデルの展示もあり、空気抵抗の話など教えて頂きました。

 

その先には一人一台タブレットが用意してありまして。

説明を受けながら画面を操作したり、座っている椅子を回転させると製造現場の映像を360度見ることができる。

 

ハイテクな時代になりました〜。

 

パーツの見学では、ちょっと寂しい気持ちになったり。

なぜなら。

国産とはいえ、エンジンはP&W社製(米国産)、部品も主要なものはほぼアメリカ製、少しばかり日本製だったり台湾製だったり。

エンジンまで国産で作れるような時代がくると良いですね。

やっぱり飛行機はアメリカなのか〜って思いましたもの。

 

MRJでは、量産体制に入ったら月産10機を目指すそう。

そのための物流ネットワークも作られておりました。

 

最後にMHI三菱重工グループの事業説明と社会貢献の説明がちょっとだけあって、いよいよ本物の工場見学です!!!

 

ちょうど2機作られておりました。

ネジを入れるための穴開け体験をさせてもらったり見学は超楽しい!

ドックは広いですが、相当な距離を歩いているはずなのにあっという間に見学終了。

 

いや〜夢のある仕事ですね〜。

早く実用化しますように!!!と思いました。

 

最後にエントランスで撮影。

 

 

お土産もしっかりゲットして帰りました〜。

 

 

白いトートバッグを買うと、スタンプを押すことも可能。

どこまでもスタイリッシュなMRJなのでした。

 

 

 

目標は「世界一美しい飛行機を作る!」だそうです。

本当に美しい飛行機だと思います!!!

 

がんばれ、日本!!!

 

皆さまもぜひ、名古屋で(正しくは愛知県豊山町で)リアルな飛行機製造工場見学を体験くださいませ。

イチローの実家も近いですよ〜。

遠くからせっかくいらしたのなら、イチロー御殿の確認もお忘れなく(笑)。