京都の美しく、おいしい手土産 ① 八百三の柚味噌 | 名古屋発グルメ旅行日記

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美味しいものを追求してちょっとだけ贅沢♡

 

ここからは、obakaneoが今回の旅で買い物をしてきた絶品グルメや可愛いお土産を紹介したいと思います。

まずは、八百三の柚味噌。

 

どうしても姉小路通の本店に行って買いたかったんです!!!

 

その理由は後ほど述べるとして。

絶品の柚味噌とは!

 

「八百三は宝暦年間に精進料理の店として創業。

柚味噌は、風雅を愛する初代八幡屋三四郎が千利休の好みを当代の味覚に改善、創製したもので、いにしえより歴代皇室の御下命を賜り、その製法は家伝秘法として受け継がれてまいりました。世にありふれた味付味噌とは全くその趣を異にして、柚を味噌に合わせる折に尚数種の滋養の高い食品を加えて味わい豊かに仕上げてございます。その風味は淡白絶佳にして、他の山海の珍味も及ばない京名物の白眉と云えましょう。」

 

創業は1708年頃。

精進料理の仕出屋さんとして大正時代まで営業されていましたが、柚味噌が評判となり現在は味噌専門店として商いをしていらっしゃいます。

 

計算すると現在までおよそ300年ほど変わらぬ味を貫いていらっしゃることに!

 

いや〜すごいです。

 

お店にお邪魔すると、素敵な奥様がお一人で店番していらっしゃって。

「お味見どうぞ」と気軽に勧めてくださいます。

京都の老舗店舗に行くと、こういうお店多いですよね。

職人であるご主人他男性は中で黙々と作業、女性が店番。

 

ゆびに乗せてひとくち頂くだけで「なんて美味しいの!!!」と叫んじゃうくらい美味しいです。

 

その上品な美味しさは、名だたる料亭の調理人が惚れるだけでなく、昔から著名人を唸らせてきたようで。

お店の中にあるこの木彫りの看板は、無名時代の「魯山人」によるもの。

 

 

近づいてみると、うわ〜本当に彫ってある!!!と感動します。

現在お店の外に出してある看板はレプリカです。

本物はこうして店内で大切に保管されてます。

 

お店の中には、こんな井戸がありましてね。

奥様いわく「昔は仕出屋をしておりましたのでね。ここだけじゃなくもうあと二つくらい建物の中にあるんですよ」と。

 

 

奥が深いわ。

昔の井戸もこうして大切にしていらっしゃいます。

 

でね。

わざわざ本店に出向く理由は、有名な看板や雰囲気を楽しむためだけではありません。

 

陶器の柚子型器なんです。

 

有名なお味噌なので、オンラインでも買えますし、下記のデパートで購入も可能。

・京都高島屋地階 味百選

・ジェイアール京都伊勢丹 老舗の味

・大阪梅田阪急地階 日本の味

・京阪百貨店守口店 美味衆合

・京阪百貨店くずは店 美味衆合

・東京日本橋高島屋地階 味百選

 

でもね。

陶器の器で買えるのは本店だけ!です。

その他では木の器となります。

 

お値段は小さいもので900円くらいからありましたが、せっかくなので220g3600円を購入してきました。

 

 

 

 

開封の瞬間から、もう素敵すぎてため息もんです!

 

さっそくおでんを作って大根にのせて食べたり、柚味噌ドレッシングにしたりして楽しんでおります。

そのままお酒の肴にしても美味しいです。

 

「知らなかった〜」という方は、ぜひぜひ!!!食べて見て頂きたい!絶品の柚味噌です。

贈り物にしても素敵です。

本店は日曜日、木曜日お休みですからご注意下さい。

営業時間も平日は9時〜18時、祝日は10時〜17時と異なりますので、こちらも注意です。

 

お次は「京あめ」

こちらはモダンで新しいお店ですが、す〜〜〜っごくお洒落で綺麗です!!!