あえてお店の名前は出さないで行こうと思います。
カウンター７席、4人がけのテーブル席１卓のご夫婦で切り盛りされている小さな小さなお店です。
場所は木屋町。
ミシュランガイド京都ビブグルマンにも連続して選ばれているお店。
わかる人にはわかって頂ける情報でございます（笑）
予約必須、ということだったので1ヶ月前から予約を入れておりました。
毎月１日から翌月の予約が入れられるようです。
もうね。
何から何までいい。
お料理、お酒、お店の雰囲気、客層、何より大将ご夫妻の人柄！
写真だけで伝えるのはとても難しいのですが、びっくりするくらい美味しいし、手が込んでいるんです。
お通しでございますね。
酒飲みをよくわかっていらっしゃるラインナップ！
辛口の日本酒をお願いしたい、と申しましたら山形のかっぱを勧めて下さいました。
コレは危険なお酒だ！笑
浅漬けへしこ
コレを食べたらへしこの概念が変わる！というお品。
丹後へしこですって。
和久傳さんも同じものを使っているとか。
へしこってこんなに美味しかったっけ？と思いました。
串揚げ７本
ただの串揚げではありません。
も〜〜〜んのすごく手間がかけられています。
海老は「天使の海老の包み揚げ」
ネーミングから夢がある（笑）
蓮根のアンチョビバター
芽キャベツにもお肉が入ってる！
芽キャベツのミートソース包み。
マッシュルームはグラタン風になってました。
お豆のクリームコロッケ！
こうしている間に、他のお客さんが、唐揚げ、白子を注文していくのですが、匂いがたまらんくて（笑）
た、食べたい！全部食べたい！と思うのですが、いかんせんお昼の「すき焼き」が効いていて・・・・。
しまった！
ここはお腹を空かせてくるんだった！と後悔しました。
そんなこんな悶絶している間に、お酒を山口の東洋美人に変えまして。
出てきたのが我が注文、鴨と九条ネギの小鍋
オイスターソースなのかな？
濃厚だけど、旨味があってめっちゃくちゃ美味しい！
ちょっと甘めの東洋美人がぴったりでした。
でね。
「食べ終わったらおじやにしますよ」と大将が言って下ったので、お願いすると。
エクセレント！！！
酒が進んで止まらないので、次は山口の雁木を注文。
奥様が「コレも美味しいですよぉ〜〜〜！」とおっしゃるので（笑）。
〆は絶対食べたかった、ちりめん山椒の焼き飯。
「ちょっと量をサービスしておきました」と大将はおっしゃり、夫と私分、ふた皿にして提供して下さいました。
悔しい、お腹いっぱいなのが実に悔しい。
あまりに悔しいので、もう一回来よう！ということになりまして。
その場で次の予約を入れてしまいました。
すぐ行きます。
お店の予約を入れて、宿の空きを調べて、新幹線の予約。
速攻です（笑）
お前は名古屋人、お店は京都だぞ！というツッコミはなしで（笑）
この日はお会いできませんでしたが、素敵な常連のお客さんがいらっしゃるそうで。
「当店の営業部長がいるんです」と教えて頂きました。
ぜひお会いしたいっ！
そして、ラッキーなことに。
大将や他のお客さんとの会話を楽しんでいると、菓子折りを持って一人の若い男性が年末のご挨拶にいらっしゃったんです。
奥様が「あずきがと〜〜〜っても美味しい甘味処の若旦那さん」と紹介してくれました。
とても美味しいお豆なので、左党でもおかわりいけるくらいなんですって。
お名刺も頂いたので、次回京都訪問時お伺いする予定。
場所は出町柳の超有名店の向かい側。
行列することもあるので、開店時間に行くのが良いと教えて頂きました〜。
人気店の知り合いは人気店のよう。
いや〜素晴らしいお店発見。
お支払いは、この量で二人9700円でした。
写真は少ないですけど、串７本食べてお酒飲んでますからね。
軽くお食事なら一人5000円以下で楽しめます。
私たちがいる間も、次から次へと「空いてますか〜？」と尋ねてくる国籍問わないお客さん。
電話はひっきりなし。
１時間の間に、優に１０人くらい断られていた気がします。
でもね〜。
忙しいのに、断る時の応対は常に親切。
感服。
これから予約を入れる方は、営業時間中は電話を避けてほしいな〜。
気の毒です。
obakaneko妻は元旦からお仕事と伝えると、お正月元旦もお店を開けられ、お雑煮を提供していると教えて下さいました。「来年（つまり今年）は無理だけど、再来年どうぞ。一巡目は今年来られた方が来年もと予約を入れていかれるので無理だけど、二巡目で」と言われたので、仕事でなければ予約したいところ。
素敵なお店でした〜〜〜。
で、お正月。
大阪の「はなきん」B作くんからあけおめメールが届いたので。
山形のかっぱ置いてありましたっけ？よろしく、と返信をしておいたのでした〜。
はなきんなら一杯380円で可能でしょうか？笑