松乃碧 宿泊記 朝食:最終章なので感想 | 名古屋発グルメ旅行日記

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美味しいものを追求してちょっとだけ贅沢♡

 

朝食はこんな感じで海を見ながら頂くのですが、2人で行くと少々お隣のお客様と距離が近いのが気になるところ。

ちなみに、後ろが夕食を頂いたところ。

 

 

 

朝食は、事前に時間を聞かれるのは当然のこととして、その際「いらっしゃる時間に合わせて御飯を炊きますので」と説明がありました。

よくある「遅刻したらあかんよ」ってやつですね(笑)。

 

 

 

 

 

オリジナルの器が凄いよね、ここは。

 

 

 

 

サラダは二人取り分けて下さいね、という説明だったので、夫がやってくれました。

こういう時、妻はどで~んと構えて、じゃなく。

エサ待機の犬状態になります。

 

 

朝食にもきちんとしたメニュー表がありましてね。

 

千代口 郷土料理 能登のふるさと仕立て ←朝食のテーマ

 

こんか鰯と切干大根

※こんか鰯は、能登に古くから伝わる保存食で、米糠に漬け込んだものです。

加賀屋オリジナル

いるし明太子 中島菜海苔佃煮

※加賀屋でしか味わえないのといしるで漬けた明太子です。

能登沖 魚南蛮漬け 花まつもとろろ

※石川県産の海藻で、カラダイに大変良いアカモク=「花まつも」でございます。

 

造り かじき昆布〆(←焼海苔で巻いて食べて下さいって)

 

中皿 焼海苔

 

玉子 青さの袱紗焼玉子 生姜餡

 

 

焼物 塩の香 一夜干し

 

 

焚合せ 根菜含め煮

 

サラダ 血液サラサラ 

能登豚ハム トレビス スナップ豆 めかぶ スプラウト トマト 胡瓜 

じわもんドレッシング

いしる 加賀金時草

※オリジナル商品です。お好みをかけてお召し上がり下さい。

 

ご飯 能登半島コシヒカリ 味噌汁 香物 

 

御飯は、STAUBで一組ずつ焚いて持ってきてくれました。

担当の方が、ストウブを持ったままドリンクを聞かれるので、「ええ?このタイミングで聞く?重いでしょーーーー!」と思いました。

な、悩んでいる時間が申し訳ない気持ちに・・・・・。

 

 

結構なボリュームなので、ジュース頂いたけど飲み切れず。

 

でも食後のコーヒーはしっかり頂いた、という(笑)

 

果物 青メロン 日向夏

 

ということで、写真あったりなかったりの朝食ですが。

すごく美味しかったです!

普段、朝食は少しのサラダと欲しいおかずを少々で白ごはん・・・という私が完食したくらいなので!

 

食事は間違いなく美味しいですねぇ。

ただ、これが最高峰か?と問われると最上位ランクで最上位じゃない・・・という感じでしょうか。

本当に美味しいものは「出汁」でわかるということを学んだので(笑)

 

如何でしたか?

松乃碧

 

公式HPを見ると、一番下に、

 

記念日・特別な日の贈り物に

松乃碧宿泊招待券(2名様)

 

という案内があります。

 

これすごく納得で、「親にプレゼントしたい宿」なんです。

そこそこ歳いってる我が家(←ミドル)でも、ちょい早いかな?もう少し歳いってからの利用でも良かったな?という雰囲気だったからです。

「親連れてきたら喜ぶだろうな~」と何度思ったことか。

 

ご覧になって頂いている方で、「obakanekoより年齢上よ」と思われる方はぜひ!笑

お若い方にはもっと別の楽しみ方をオススメしたい(笑)

 

加賀屋の「おもてなし」を期待して選んだ宿でしたが、印象としては「人による」ですね。

年季の入ったスタッフの方(これも人によりますが)は、加賀屋のおもてなしに自信を持って働いておられることがすぐにわかりました。

笑顔、腰の低さ、さりげないお手伝い、「ああ、これをずっとやってこられたのだな。先代の教えを受け継いでいらっしゃるな」って。

そうでない方は、マニュアルを追いかけている、という感じ(これも人によりますが、こっちの方が多いという印象)。

 

 色々な方に「これからどちらに行かれるのですか?」と聞かれたので、正直に答えた時の「がっかり感と戸惑い」が半端なかった(笑)。

 

そこはお客さんそれぞれじゃないですか。

だから、「え?」と思っても、うまい切り返しが欲しかったな~。

 

こちらも気づくんですよ。

あ、ガイドブックを手にしていらっしゃる。

恐らくは、

 

「これからどちらに行かれるのですか?」

客「どこに行こうか迷っていて(あるいはわからなくて)。お薦めはありますか?」

 

ガイドブック登場!

 

という流れになる予定だったんでしょうね(笑)。

 

この辺が「今時じゃないな」と思うところだったし「年配の人向きサービスだな」と感じたところ。

その他にも「まずはお客さんの話を聞こうよ」と思うことがあり。

マニュアルに頼らないサービスが出来ると良いのにな、と。

 

「加賀屋のおもてなし」が有名過ぎて、「おもてなしマニュアルの一人歩き」が出来てしまっているのかもしれない、と思ったのでした。

実は、これが総合的な感想です。

 

素晴らしいお宿ですし、まだ新しいので今後に期待です!

 

以上、松乃碧宿泊記でした~。

 

おまけ

今のところ、私達が宿泊した中で、この「おもてなしはすごい!」と感じているのは、京都長楽館、リッツカールトン大阪クラブフロア、長崎半水慮です。

素晴らしいスタッフの方がいらっしゃって「人が印象に残っている宿」です。

 

 

お次は、可愛いと綺麗で旅を〆ます。

 

良いと思うんだけどな~(笑)