城下町むらかみ 割烹新多久でお昼ごはんを頂く♡ | 名古屋発グルメ旅行日記

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美味しいものを追求してちょっとだけ贅沢♡

村上の鮭料理で有名なお店 新多久さんへ行ってまいりました。

黒塗りの建物がそれはそれはシックで、落ち着いた佇まいの割烹料理店です。

 

 

 

 

 

 

秋ならば鮭料理を注文したいところですが、今は春。

3000円の季節料理「桃」を予約致しました。

とても渋い割烹料理屋さんに見えますが、お値段は良心的で、1500円の昼膳から出して頂けるのです。

 

ただ、手のこんだ料理を出来立てで味わうならお弁当ではなく季節料理を頂きたいところです。

お店のしつらえも素敵でしょう?

 

 

 

席に案内されると、お品書きが用意してありました。

 

 

お酒は新潟のものを頂きました。

〆張鶴の花、だったかな。420円ととてもお手頃価格。

 

 

夫は可哀想に運転手で飲めないので、山葡萄のジュースを頼んでおりました。

美味しかったですけどね~!

 

器が春らしくて素敵でしょ?桜とぼんぼり。

和え物が入っているのですが、どちらもすごく美味しかったです。

 

 

器が綺麗で、食べる前から興奮(笑)

椀はタラの芽のしんじょうですって。

 

 

 

次に出して頂いたのが、たこ。

最初のお料理に添えたのが八重桜で、たこはソメイヨシノにしたんですって。

粋な演出でしょう?

 

 

お刺身は朝釣って〆たばかりのめばる。

これの何が凄いって、肝のタレ。

大将にこのタレ、単独で売れると思う!と力説しちゃいましたもの(笑)。

鮮度が命なので無理でしょうけど。

まさに酒の肴で、日本酒が飲めない夫が気の毒でした・・・・・。

ごめんよ~~~。

 

 

 

 

次に出して頂いたのは、葉玉葱の茶碗蒸し。

これ、今まで食べた茶碗蒸しの中で一番美味しい!!!

 

 

揚物は平目と原木椎茸と山菜でしたが、香ばしくてどれも最高に美味しかったです。

 

 

お酒飲んじゃったので、ここら辺で自家製梅酒に切り替えを。

 

 

里芋のひろうす

器には桜と紅葉が描かれておりまして。

大将いわく、春と秋、両方の季節で使うつもりで購入したのですが、桜の印象が強すぎるので、春だけ使うことにしたんですって。

 

 

ごはん登場で驚いた。

釜で出てくるんですよ~~~。

 

 

はい。この日のご飯は春大根の炊き込みご飯。

大根だけでこの旨みはすごい!

「胡麻が良い仕事してくれるんですよ~」と大将は笑っておられましたが。

地味ながらす~~~っごい一品です。

 

 

 

ご飯は残ったらお持ち帰りさせて頂けるので安心です。

冷めても美味しいように作られてますし!

 

そして、デザート。

これも凄いですよ!

ふきのとうのアイスクリームなんですが、本当に濃厚な蕗の味がするんです!!!

 

 

 

珈琲の器も本当に素敵!

 

 

これで3000円とは信じられません!

東京なら倍の値段になる、と評されている方がおられましたが。

ワタクシ、これが京都ならゼロが一個違うんではないか?と思います。

 

大将はもともと京都にいらしたそうで。

京都の食について、会話がはずんでしまいました。

 

何もない平日のお昼。

幸いお客さんは他にいらっしゃらなかったので、お店を貸切状態。

大将と女将さんを独り占めという贅沢なお昼となりました。

 

 

中央に飾られたお花の絵は、なんとこちらのおばあさまの作品だそうで。

タイトルは八十九の春。

89歳ですって!!!

 

お料理の美味しさもさることながら、御家族の愛情の深さとか、そんなことも感じられる超素敵なお店でした。

 

鮭料理を一度食べてみたいし(10月~12月)、夜訪問してみたいし。

いつ再訪しようかしら?と考えています。

献立はその時々手に入るもので考えるそうなので。

「明日行くけど、何がある?」と聞くのがツウなんだそうです(笑)

私も次回からはそうしよう!

 

ちなみに、こちらのお店、お子様OKですって。

と~~~っても優しく対応して下さるので、新潟を旅される方は、ぜひぜひ立ち寄ってみて下さいませ。

老舗割烹ながら、この敷居の低さはすごい・・・・・。

 

 

 

渋い街並みを歩きながら村上市をあとにして、新潟のホテルへ向かいました。

次に来る時は村上に泊まりたいですけどね~。

どこに泊ろうかしら?と相談したら、旅籠「井筒屋」さんを紹介して下さいました。

この時代、旅籠ってね!笑

 

ホテルへ行く途中、寄りましたのが、新発田市 加治川堤防の桜並木。

 

 

 

 

これまた超渋い。

恐るべし新潟・・・・と思ったのであります。

 

まだまだobakanekoの驚きは続きます。