1Fロビーにカウンター席が6つ
ここで朝食を頂くことも出来るのですが、なんといっても利用価値は夜20時から。
BARとなり、カクテル類はもちろん、お酒の飲み比べが出来るんです(笑)。
これがこのホテルを選んだ理由のひとつ。
小さなホテルなので、活けてあるお花の向こうがフロントデスク。
そしてフロントスタッフがバーテンダーとなってお酒を入れてくれます。
接客は丁寧でフレンドリー、英語もOK。
ほらね~(笑)。
ずら~~~っと並べてくれて、御猪口と飲み比べるお酒を三種類選ばせてくれるんです。
もちろん丁寧な説明がありますが、自分でリストを見て特徴を知り選ぶことも可能です。
obakanekoのセレクトは玉乃光純米大吟醸とうなぎのねどこ(古酒)、イギリス人の杜氏が作ったというアイス・ブレーカー
夫はアイスブレーカーが飲みやすいと言っておりましたが、私は玉乃光が好きかなぁ。
京都伏見のお酒が充実していて、旅の楽しみも倍増ってもんです。
実は嫁、カクテルなんかオーダーしちゃったんですが、激しく後悔したのが後で紹介された赤いキャップのライス・マジックという日本酒。
瓶の中で米と米こうじが発酵することによって炭酸ガスが発生してスパークリングのようになるんですって。人気でおいているお店も少ないらしく、飲むならこれだった!と後悔。
自分で買うしかないか~。
ここはやはり、日本酒をオーダーするのがオススメです。
外には小さな小さな行燈に火が灯っておりました。
これを見てホテルだと思う人はまずいないんじゃないかと(笑)。
よく見れば書いてあるんですけどね。
後ろの棚には、京都らしいデザインのお土産が並び、買うことが出来ます。
お値段も非常にリーズナブル。
そして、いわずもがな、お洒落。
スタッフの方と会話を愉しんだら、お部屋に戻ってさらに寝酒を(笑)。
ホテルの近くには、美味しくてお洒落なデリ、老舗の酒屋さん、いまどきの酒屋「やまや」があるので、買ってきたものを並べてシャワーの後、寝酒です。
う~ん。やっぱり美味しくお酒を頂くにはグラス重要。
大満足で眠りにつくのであります。
実は飲む前に夕食を外で食べ、朝食も外で食べているのですが、その話はまた別記事で。
朝になりまして、前田珈琲を頂くであります。
手前のキャンディーは、朝食を頂いたお店からおまけで帰りに頂いたもの(笑)。
そして、ですね。
キャンディーはさておき、10時のお茶に用意したのは大極殿で買ってきた干菓子。
紙を開けると薄いピンク色の箱が入っておりまして。
紅葉狩りの締めくくりとして最高じゃないですか
珈琲も干菓子も美味しい!
そして美しい。
さて。
翌日曜日も観光して帰るつもりだったんですが、まさかの大雨。
新幹線の時間をお昼に変更し、デリで再度お買い物をして自宅で飲むことにしました。
デリのメニュー表を見て、買って帰るものを考えるであります(笑)。
11時にチェックアウトし、荷物を預かってもらって、その間にデリでお買い物。
DELI & SANDWICHES は、ハワイに住んでいらした美しい女性が京都に戻り、地元大原・静市で採れる野菜を使って始められたテイクアウト専門店。
美味しくて、姉小路別邸のスタッフさんもよく行くお店だそうです。
シェフはジーンズ姿いらっしゃいましたが、綺麗な女性が京都弁をしゃべる・・・・それはもう、女の私でもうっとり。
日曜の朝は11時開店と聞いていたのですが、なかなかお店が開かなくて。
あきらめて帰ろうかと思っていたら、お店が開きました。
日曜日は大原からたくさん野菜が届くので、処理に時間がかかって開店が遅れちゃったのだそうです。
サンドイッチはまだ出来ていませんでしたが、注文したらあっという間に作ってくれました。
京都弁でしきりに謝って下さり恐縮だったんですが、言葉とお姿の美しさに私はポ~~~っとして聞いておりましたよ(笑)。
デリでお買い物をしたらホテルに戻り、タクシーを呼んでもらって京都駅へ。
京都駅まではタクシーで1300円でした。
ただ、なかなかタクシーが来なくて。
秋の行楽シーズンの上、雨が降るとタクシーがつかまらないんだそうです。
これ、要注意です。新幹線の時間がある方はお気を付け下さい。
ようやく来たタクシーの運転手さんも京都出身のザ・地元の方で。
なんか京都弁がたくさん聞けて、大満足のobakanekoでした。
余談が長くなりましたが、姉小路別邸。
お値段も現在はハイシーズンでルームチャージ3万円オーバーしますが、ローシーズンになると1万3千円くらいまで下がるんです!!!
ご近所には美味しいお店がたっくさんありますし、静かな住宅街にありますし、客室数が少ないので他のお客さんとの接点はほとんどありません。
私達も外国人の老夫婦にロビーで一度お会いしたのみ。
ホテルスタッフは若くてフレンドリーで英語も堪能。
情報誌がやっているホテルらしく、観光情報もばっちり手に入る。
加えて安い。
部屋飲みも充実、気候が良ければテラスで食事したい!
obakaneko絶賛のホテルですが、ライバルは意外と外国から予約を入れる人かも~。