発達障害も、少しずつ、認められては来ていますが、
まだまだ、ご存じない方も、多いですね。
注意欠陥・多動性障害（ADHD）でさえ、
ご存じない方もおり、
発達障害を持つ親としては、
びっくりします。
うちは、アスペルガー症候群と、ADHDが混ざっています。
よく聞くのは、
ADHD。
椅子にじっと座っていられない。
片付けの仕方がわからない。
でも、どちらかだけの方も、たくさんいらっしゃいます。
この障害は、まだテレビ等で、紹介されることが多いですね。
LDと言って、学習障害の人も多いです。
この障害も、実際には細かく分類できます。
字が書けない（書字障害）
字が読めない（読字障害）
テスト問題の意味が分からない。
私が、知らないだけで、
きっと、もっとたくさんの症状があると思います。
親御さん自身が、発達障害を知らないので、
見つかるまでに、時間がかかることが多いと思います。
息子のお友達も、
問題が解けなくて、親御さんが困っていて、
ずっと、頭が悪いんだと、思い込んでいました。
すぐ、LDだと、気が付いたので、
関係機関を知っているから、
連絡くださいね。
と言ったものの、その後、連絡がなく、
今、どうしているのか…
時々頭をよぎり、心配です。
知能には、遅れがないのに、
普通の子と、なんだか違う。
職場でも、ちょっと奇異な存在で、
孤立してしまう。
そんな方、周りにいらっしゃいませんか？
まずは、お子様なら、小児精神、
大人なら、神経内科や、心療内科と言った
医療機関に、かかってみられることをお勧めします。
とは言え、昨今、
精神疾患の方が、ものすごく多いので、
病院によっては、
ベルトコンベアーに乗せているように
次から次へ、処方箋だけ書くような、
診察する先生も多いので、
評判を調べられてみても、いいですね。
発達障害を持つ人は、
通常、障害だと気付かないので、
周りに合わせようと、努力をします。
そして、周りの人たちも、合わせることを要求します。
よくある話では、
発達障害の人は、周りの人たちも、自分くらい、
ものすごく頑張っていると思っていて、
みんなも、それだけがんばっているのだから、
自分も頑張らなくては…と、
必死になっていたりするそうです。
にもかかわらず、
自分だけが出来ない…
そのため、「もっと頑張らなくては…」
と思ってしまうのです。
そして、頑張って、頑張って、頑張って…
心がつぶれて、
二次的障害である、
うつ病を発症してしまうことが多々あります。
うちの次男もそうでした。
伸びきって、ちぎれてしまった紐を結び直すのは大変です。
うちは、入院を2回しました。
それぞれ、5か月、3か月の入院でしたが、
入院自体がストレスになっていたので、
それほど改善は出来ませんでした。
周りの方が、気が付いてあげられたら、
障害を認めつつ、
生きていくすべが、見つかるのではないでしょうか。
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