高知となればもう「半地元」

 

急いで下船の必要もありません。昨日の夜テレビでヒロシ君のお薦めの店も聞きました。そこには行かんけどぉ。。(笑)

 

船の付く高知新港は市内からすこし外れています。ここからシャトルバスではりまや橋観光のシェアエクスカーションがありますが、「はりまや橋」は一言、言っておいてあげたい。「ここ、三大残念観光地」ですよ。ガーンニヤニヤ

 

 

いやいや、余計なお世話とは思いますが、これ橋ではないです。

川も流れていません。「よさこい節」の時代はそうであったかもしれませんが、もう唄の中だけになって久しいです。

 

それより「牧野植物園」の方が、個人的にはずっとお薦めです。

桂浜もいいです。大きな人間になったような気がします。

 

そして頭上で、大きな龍馬さんが目を眇めて、遠くを見ています。

彼は「歴史的シスコン」として、私の中で分類されており、あんまりいい位置にはありません。

 

それがどうしたの? あなたの中での位置はそんなに大事?と、聞かれれば、それはそんなことはありませんがと答えるしかないのですが、本物のの人物以上に大きく描かれているのは、司馬遼太郎氏と貞明皇后のおかげかな・・なんて思ったりしています。

 

 

・・・多くの「龍馬ファン」の皆様、ごめんなさい。

 

私は幕末という時代は大好きですが、推しは「土方歳三」ひとすじです。

勤皇派では「小松帯刀」。若くして亡くなったのが残念です。彼がもう少し長くご存命なら、西郷さんもああまで追い詰められなかったでしょうし、今につながる長州(山口県)の専制はもっとなんとかなっていたのでは・・と思ったりします。

山口県に悪意はないですが、長州閥ってやっばり感じますよねー。

 

 

などと、つらつら思いながらの泉の湯は、今日も変わらず「ぬるい」

シャワーは、もう冷たい。洗髪したらしっかり髪をタオルドライしてないと、風邪をひきます。チーン

ただ、ここはタオルとバスタオルは使い放題。しかも浴室にまで持ち込めるのです。

褒めたり貶したりしてますが、それでも泉の湯は好きです。ラブラブ

 

朝ごはんを終えて、まったりしていると、家人が

「ちょっと外見てくるよ。もし宅配が傍にあったら便利じゃん。」

 

こういう時の家人は、なかなか評価できます。

よく動く。くるくると「コマネズミ」のように。

カラカラと回るハムスターのように・・・(あんまり褒めてもらっているようには思えんと言われましたが)

 

私がバルコニーでお茶を飲んでいると、家人がしてやったりの顔して帰ってきました。

「あったのね」

「なんで判るの?」

「顔みれば判るわよ。たーんじゅん。」

 

それから、二人で??

いや、ほぼ家人一人で荷造りです。調達してきた段ボール箱に

ああだこうだと詰めていきます。

私はこういうの苦手です。見ている方が邪魔にならない。

 

「あ、さっきエレベーターで、鎌倉マダムにあったよ。」

「あらそう。」

 

「おんなじようなマダムたち3.4人と一緒だった。先に降りたからエレベーター開けてあげたら、まわりのマダムたちが「ありがとう」って降りたんだけど、鎌倉マダムは

「彼、優しいののよぉ」ってお友達に言ってくれて、ちよっと嬉しかったかも。

 

確かに鎌倉マダムは綺麗な方で、その所作もとても上品です。

しかも、いつも微笑んで優しい。大人の女性を体現したような方です。

そんな方に褒められたのがよほど嬉しいのか、後日、この旅で何が一番嬉しかった?と家人に聞きますと、「鎌倉マダムに褒められたこと」なんて言っておりました。

よほど「上品と優しさ」に飢えているのでしょう。

 

 

「お、この軽羹。ちょうどよかったじゃん。R(娘です)のおやつに入れとてやろうか。」おやつって・・娘も四十ですが。。あ、公開しちゃった。

 

ごめん

 

 

「そうね。こんなことなら、箱で買っておけばよかったわね。送れたのに。」

「ま、いいじゃん。店は判ってるから、送ってもらえばいいし。」

などと言いながら、大きな段ボール箱はパンパン。

 

家人は、それを一人で、また下船して宅配の窓口に持って行きました。

 

折角なので、おみやげだけでなく、もう履かないフォーマルの靴や、ダウン系の上着も入れてしまったので、クローゼットはすかすか。きもちいい!!

途中。自宅近くになったら、荷物送りつけるなんて教えてくださった芦屋ダンディには感謝、感謝です。

 

息を切らして帰ってきた家人に、では今から下船ねと言うと、なんとも言えない顔していたのは、私の気のせいでしょうか。

下船すると、まわりになにもないだけに、プリンセスが綺麗にその姿をさらしています。目の前のクラフトビールのお店は小高い丘の上にあって、家族連れが三々五々ひなたぼっこに来ています。

 

さて、今からお目当ての「西村商店 ドライブイン店」に向います。

 

ここは、春に「しんこ」を食べに来た西村商店の本店になります。

距離は短いけど、タクシーが待っていたので乗ります。

着くと、店の前には県外ナンバーの車がずらりと並んでいます。

いつも行く、インター店の方がずっと綺麗・・なんだけど、ここの方が味があると

家人は言うのです。

 

たぶん、お師匠もそう言うだろうと・・(後日確かにそう言いました。そして次はこっちの店に行こうとも・・)

 

 

店内は若い店員さんが多く、すごく元気がいい。

オーダー取りに来たおねーさんに「ねぇ、店長ってあの人?」と家人は聞いています。

 

「いえ。違います。今はいないみたいですね。」

 

「そうか。残念。」

 

などと言いながら、豪快な魚の並んだメニューを物色。

ついでに周りを見ていると、プリンセスの人たちも何人か混じっています。

そういえば、この店の隣が、昨夜ヒロシ君がすすめていた、藁焼きの鰹の店でした。

 

すると、黒のタートルネックに、どこか子門正人さん似の男性が満面の笑顔で、カウンターの向こうからやってきました。

 

「いゃぁ~。店長! ファンです。」と、あれよあれよという間に、家人と並んで写真をぽちっ。

 

聞けばこの店長さんは、YouTubuwで、鰹の捌き方などを発信している有名な方なのだそうです。

 

私も知りませんでしたが、家人も知らないはず・・と、思いましたがはたと気付きました。この店長さん、高知は久礼の出身で、あの師匠妻と同郷。さらに店長の母上と師匠妻の姉は母上と同窓という、田舎あるあるの世間の狭さ。

YouTubuwフェチの師匠夫妻が知らないはずはありません。

絶対そこからの情報収集です。

 

そしてそれによると、この店長、鰹をさばく時に縦にして割くそうです

 

おぉぉ・・それはすごい。鰹たたきパーフォーマンス見たかった。とはいえ、半地元の私たちには何度も見る機会はあります。春を楽しみにしておきましょう。

そして目の前にどーんと来ました。

 

家人の前には鰹の刺身とたたきの二品もり。しかも姿づくり。これは迫力があります。

私のはその日に獲れた魚で造る「海鮮丼」

もちろん、どちらも超新鮮。超美味。 ごちそうさまでした。合格ハートブレイク

 

 

帰りは、腹ごなしもかねてふらふらと歩きます。歩きますが・・これが甘かった。

船は見えるのに入り口がない。ぐるーっと回っていかなければならず、精神的に疲労しました。

 

それでも今日はラクなスケジュールなので、次のクルーズの予約変更に行っておきます。先日、予約したのですが、家人が「8日じゃなんか物足りなくない?」と言い出して、10日のコースに変更です。

さすがに、部屋はかなり埋まっています。それでも、練りに練って・・決めてきました。

 

すると帰りのエレベーターで。栃木のご夫婦の夫さんとばったり。

手には珈琲カップがふたつ。奥様の分も部屋に持ち帰ってるのですね。

 

私は会釈して出ましたが、家人はなかなか来ない。

なにしてるかと思ったら、遅れてきて

「ほら、あの奥さんうどん好きって言ってたじゃない。あんなに好き好き言ってるんだから、持ってきたのあげようかって話になったじゃない。」

 

はい。そうなんです。

あの栃木の妻さんは、旅行好きで旅といえば「北海道」と「沖縄」って・・まるで私みたいじゃん(笑)

 

 

しかも、讃岐うどんが大好きで、いつか四国に行きたいんですって、何度も言ってました。

私たちはうとんの国の住人ですので、ちょっとした旅の時は、半生うどんを何個か持って行きます。そこで知り合った人やお世話になった人たちにお礼がわりにお渡しする分です。

じつはこれも、お師匠夫婦が北海道に行くときにやったと聞いて、それはいいと真似したわけです(笑)

 

もちろん今回も持ってきました。新潟のタクシードライバーさんにも喜ばれました。ここで、何度も「讃岐うどん大好き」と言ってくださる、この栃木妻にお渡ししないではおれません。

 

ところがここでは、なかなかそのタイミングが掴めなくて、私はもう諦めかけていましたが、家人は諦めの悪い男でした。

 

「で、どうしたの?」

「部屋番聞いた。」

 

 

 

ま、まっいいか・・

 

 

なんとなくですが、パーソナルな場で楽しくお話しても、それ以上は踏み込まないと思っていましたので、いいのかなとも思いましたが、聞いたものは仕方ないし、教えてくれたものは、いいんだと解釈しました。(はい。自己流解釈です。)

 

家人は嬉々として、うどんを持って彼らの部屋を訪れました。

そして、お返しに「高知の地ビール」をいただいて帰ってきました。

 

「なにしてるのよ。ご主人地ビール集めるのが趣味なんでしょ。折角高知で買って、それうちでもらったら、気の毒やない?」

 

「そうなんだけど、向こうの気持ちも判るじゃない。貰いっぱなしとはいかないよ。それに奥さんの好きなもののお返しに、旦那さんの好きなもの返すって、いい夫婦じゃない?」

 

「そうよね。少なくともあなたはしないよね。うどんとビールの交換なんて。」

「そりゃそうでしょ。

・・・(怒)・(怒)・(怒)・・

 

 

この男に、栃木夫の爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。お腹いっぱいになるくらい。。。

 

 

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