私たちは運よく窓際の席に案内され、待っている間にじっくりメニューとショーケース見て、何にするかは決めていたので即決です。
しかも、これは数量限定なので、先を争います。
私は珈琲で家人はハーブティー。そして二人で食べる「本店特製ショートケーキ」
なにしろこのケーキ、苺ホールケーキが六層になっているのです。それを切り分けているので、ケーキが自立できない。横たわってくるショートケーキなのです。![]()
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はい。確かに船の中でも、私はアメリカの特大ショートケーキに挑戦して逢えなく撃沈しましたが、コレは・・コレなら・・いけそう(笑)
いや、いけます。絶対大丈夫。
そんな私たちの横をあのママさんグループの子供たちが走り抜けています。
店内を見ると、あのグルーブはまだ座れてなくて、時間持て余した子供たちの暴走が始まったようです。
ま、こんな狭い場所で一時間以上待っているのです。大人でも発狂しそう・・こんなこともあります。
しかし、店内走り回られると、ウェイトレスさんやお客さんの邪魔ですし、危ない。
ママは・・と見ると、場所こそ少し移動していますが、やっぱり熱意あるお喋りが続いています。育児論が展開しているのか、はたまた日本の子育て行政に思う事があるのかは判りませんが、ご自分のお子の行方くらいはせめて目で追っていてもいいのではないかと思いますが・・
珈琲が来て、ケーキが来て、期待に胸躍らせてフォークを入れたころに、ようやく私たちの後ろの席が空いて、あのグループが案内されました。![]()
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・・・やっぱりここか・・いやな予感
ママたちは、なんやら小難しいケーキの名前をぺらぺらと告げて、お茶には補助カップやら、お皿とフォークどうやらとか細々としたオーダーが飛びます。
・・もういいやん。自分のお皿からケーキ取り分けて食べさせたら?
第一この小さなテーブルにケーキ皿三枚とカップ、ソーサー三枚。お茶ポットが三個。それら銘々皿が三枚に、ジュースグラスが三個って・・載る訳わけないやんと突っ込みたくなるような要求です。
カフェですよ。レストランのテーブルでも無理でしょ。
いろいろ思いましたが、私が不明でありました。
なんとこのママさん。それらをまるで箱根の寄木細工か、巧妙なジグソーパズルを入れ込むように、ぴたっとテーブルに並べました。
「おー」秘かに喝采する私。
なにしろ狭い店内の背中合わせですから、お話が全部聞こえてくる。
そしてそれが・・面白い。
窓の外を眺めて、若き日の自分の思い出を語る家人には申し訳ないですけど、そんな話より、こっちの方がよっぽど面白い。(笑)![]()
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まずは姑の悪口からそれに対する夫の不甲斐なさ。義理の親戚の兄弟から叔父叔母まで何人出て来たか判らない人たちへの罵詈雑言。そして話題が変わって・・子供たちの先生や幼稚園への不平不満。同じクラスの他グルーブのママさんへの非難と悪口。
まあ、次から次へと続きますが、すべて「悪口」というカテゴリーは一緒。
しかも、彼女らはずっと待ち時間も、階段下で話続けていたのですよ。
・・・よくこんだけ言うかというほど(ま、聞いている方も方なんですけど)
しかも彼女らが攻撃している姑は、私世代です。聞いていると、そりゃあ姑さんがどんな鬼かと思いますが、ここで悪し様に言う彼女らが、黙って耐えているとは思えない(笑)
ちょっと、同世代姑さんを応援したくなりました・・
こういう話は、片方だけ聞いて判断すると必ず失敗します。
彼女らはもちろん、その親戚筋とお会いすることはありませんが、壁に耳あり障子に目ありとの諺を贈っておきますね。
子供たちはさすがに疲れたのか、ママの腕に抱かれて眠っている子もおり、ママたちのティーはみんなボットですから、まだまだ戦意十分なのではないでしょうか。
ずっと聞いていたいという内なる好奇心を抑え込んで、私たちはお店を出ます。次のお客様もまだまだ待っています。土曜日の長居はご遠慮しましょう。
今夜の最終乗船は22:00
南京町のランタン祭りの点灯式があるとのことで、なるべく日が入るまで居ようかなとは思っていましたが、あんが辛い(笑)![]()
南京町をそぞろ歩いて、お土産買おうかな。なんたって、もう昨日までのお土産は全部送って、いまはかるかる~
なんでも買えますよ。隣で家人はなんとも言えない顔してますが・・
で、中華街で目立つお土産と言えば、今も昔も
キョンシー帽
・・ところが、今時の子はこの、キョンシーが判らない。
娘の長男はさすがに高校三年ですから、いらないでしょうが、小学三年の次男とこれをお土産にと思ってラインすると、開口一番「キョンシーってなに??}」
・・・・なんと・・あなたのお母さんは、キョンシー映画って言ったら、何を置いても付いてきたわよと言っても・・?????
知らない者に言っても仕方がないので、私たちで選ぶことにしました。
ところが、このキョンシー帽。小さい。
当たり前ですが対象が子供なので、頭周りが小さいのです。しかもSサイズとMサイズしかない。
次男は、私家系のせいか頭が・・大きい。なんなら兄より大きい。
で、家系を代表して私が被ってみました。・・「これ無理よ。入らない」
折角の発案でしたが、合えなく挫折。と思いきや、しばらく行くと、「皇帝帽」と言うのが目につきました。
後ろに辮髪がついているアレです。
これならと思って探すと、ありました。Lサイズ。
そっと被ってみると、おお、びったり。ゲットですね。
他にもジャスミンティのパックや、乾燥麺。香辛料などを買って、また手持ち品が増えました。もちろん皇帝帽もあります。
後日もこの皇帝帽を渡して「お友達の処に遊びに行くとき被りなさい」と言うと
次男は「いやだ。バカにされる」と抵抗しましたが
「何言ってるのよ。これは中国の皇帝が被る帽子よ。誰もが被れるわけじゃないのよ。頭がその大きさにならないと皇帝にはなれないってことよ。うちではこれ被れる君とあーちゃん(私です)しかいない名誉なのよ。判る?」と詰め寄ると
「そーなんだ。じゃ被っていくよ」と前言撤回しました。
これ・・子供を騙したことになるんでしょうか・・・
今日も良く歩きました。もう日暮れまでは体力が持ちません。陽が陰ったのでちらほら点灯している店先もあります。
今日はここまでにしましょう。
バス停に戻ると、私たちの到着を待っていたかのように出発。いいタイミングでした。

