その後も、自分が学校でいじめられていると次男は訴えます。

「なんて言われてるのよ。」と問いただすと、ぽっちゃり型の体型をいじられたり、

休日に親と一緒にいるところに出会うと、翌日親のことをディスるのだそうです。

体型いじりは、まぁよくあることですが、親のことまでイジルというのは、今時はあることなのでしょうか。ニヒヒニヒヒ

 

親いじりは娘からも聞いたことがあります。

しかもそれ隣のクラスの女子です。三年時は同じクラスでしたが、今年は離れ離れになったとはいえ、わざわざ次男の処に来てまで言うのだそうです。

 

実は、この子とは深からぬ因縁がありまして・・

詳細を書いちゃうと身バレして、その子が親にこっぴどい目に合いそうなのでここで触れません。

でも、これでその子の親の雰囲気は判っていただけたかとは思いますが(笑)昇天昇天昇天

 

ただ、次男の話にも真実に混ぜた嘘があることはもう判っています。

涙ながらに話すその、胡散臭さに私は冷ややかな視線を投げておりましたが、そこで助け舟を出したのが息子です。おすましペガサス

 

「そうか。オレも言われていやなことがあった。キミくらいの時に。」

「そうなん。でその時、Sちゃん(次男は伯父である息子を名前呼びしています)は

どうしたん?」

「その日の学級会で、まず手を挙げて嫌なことはしないで欲しいと言ってから、したのは誰々と誰々と誰々って実名で摘発した。」

「えぇぇ。学級会で言ったんや。みんなの前で? その子のことを。で、どうなったん?」

「次の日から、言われなくなった。」あっさり言う息子の顔を見た次男は少し考えたようですが

「できんわ。」と一言。屁理屈垂れる割には、撤退の早いヤツです。

 

出来んことをやれとは言いませんが、この根性のなさが歯がゆい(笑)

 

確かに息子は中学・高校と生徒会を続けて、しかも誰もが認める私とそっくりの性格。それくらいは言うでしょうし、するでしょう。びっくり絶望

それを、同じように次男には求めませんが・・

 

そんな話をしているうちに時間がすぎたので、もう一度念押しと

「じゃ、ママが来たらあなたからごめんなさいして、タブレットを渡すのよ。」

 

「わかった。で、明日はゲームできる?」

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こ、これを徒労と言うのでしょうか。全身の力が抜ける音が聞こえました。

そして娘が次男を迎えに来ましたが、話をしているのを黙ってみています。

 

 

「何言ってるのよ。できるかどうかはママが決めるのよ。そんな今日明日に返してくれるわけないじゃないの。」

「えーーーーー。じゃいつ? ママはいつ返してくれるの??」と不満げな顔びっくり

 

私は姿勢を正しました。

「あなた、私の言う事聞いてた? あなたのごめんは中身がない。」

「でも、ごめん言ったよ」

「だから言えばいいわけじゃない。あなたの誠意をママに信じてもらうためにはあなたからタブレットママに渡すと言ったよね。」

「渡すよ。だからいつゲームできる?」

・・・・・アホかこいつ・・・マジで思いました。(笑)

 

「それを決めるのはママよ。ママが許してくれなかったら一生タブレットはあなたに返らない。なんなら捨てるかもしれない。」

「それはいやだよ。なら返さない。」

「何言ってるのよ。さっき返すと言ったばかりじゃないの。この嘘つき。」

「だって、ゲームできなくなるんでしょ?」

「そうよ。タブレット返すってことはね。」

「それはいやだ。」

「あなた何聞いてたの?」

こんな会話がまた30分。同じ話を繰り返します。

向こうも意地ならこちらも意地。意地の張り合いなら年季が違います。

 

「もう判ったわ。キミがここでタブレットを返すのがもういやというなら、ここで捨てる。あーちゃんが捨てます。」

 

 

「いやや。それはいやや。」

 

 

もうひくひくと泣きながら、言葉がよく判らない。笑びっくりマーク

 

「なら、あなたからママに返しなさい。だいたいあなたがいつもゲームしてママの言う事聞かないからこうなったのよ。あなたママにボクのこと舐めてるのかって聞いたんだってね。」

 

「うん。言ったよ。パパもよくボクに舐めとんかって聞くよ。」泣きながらもまだ言うか。

・・・いらんこと言う父親です。

「子供が親に向って、舐めてるんかって何事よ。」

「じゃパパが言うのはいいの?」

・・まったくもう、普段喋らんくせに、いらんこと居士めっ・・

 

「それはパパの問題でしょ。あのね、親は子に全責任を負うのよ。もしあなたが身動きとれなくなった時、最後まで面倒見てくれるのはママよ。だからママはあなたに言えるのよ。判る?」

それには頷く次男。

 

「で、ママは私の娘よ。その私の娘を泣かすんじゃないわよ。今度そんなことしてごらん、あーちゃんは許さないからね。」

・・・・・・・ここまで、誰も口を挟みません。

 

後で聞きましたら、息子が「ああなったらもう手が付けられないから、黙ってみておこう。下手に口だしたら飛び火がこわい」と制していたそうです。

でも、最後のとどめのように

「おい。ママはオレの妹やぞ。今度ママ泣かしたら承知せんぞ。」と次男に凄んでいます。

 

「わ。わかりました。ボクからタブレット返します。」ヒックヒックと言いながらなんとか言うと、娘に向って

 

 

 

 

「ママ、ごめんなさい。ゲームはもうしません。タブレットはママに渡します。」

 

 

と何とか言い切りました。

日ごろは甘い娘もさすがにその時は苦虫を噛み潰したような顔で頷いていました。

 

 

我が家のこのやり方に非難もお叱りもあるでしょうが、私はこれが今一番の策と思っています。

脅しだろうが、なんだろうが親は子供に舐められたら終わりです。かといって子供に舐めとんかと凄む親もどうかとは思いますが。

親が親として威厳と力をみせなくては、子供の躾はできません。

叱らない子育てが囃された頃、それを推奨する家人に「何言ってるのよ。子供は叱られて褒められるから善悪が判るのよ。褒められるばっかりで正しい子が育つはずないじゃない」と言い続けておりました。それは今も同じです。

 

孫と言えど、喧嘩する時は本気です。

思えば長男が小6の時にも旅先の熱海でこんな言い争いをしました。

次男が生まれたばかりで、みんんなの関心が次男にばかりと思わせたくないとその二年前から毎年企画した旅でしたが長男には「そんな憐れみはいらん」と言われ、

「これは憐れみじゃない。私の愛よ。その愛を踏みにじったことを忘れるな。私は一生忘れない」と争ったことはもちろん忘れません。

 

長男は忘れたふりしていますが、それがふりであることは判っています。でもその彼とも今は大人の距離感でいい付き合いしていると思います。

私のこと「難しいあーちゃん」と言ったのはこの子ですけどね。(笑)

 

息子や娘との逸話を言うならとても10話や20話では書ききれないほどあります。

 

それでも、こうして泣かせてまで屈服させたのですから、私もその責任を果たさなければなりません。

 

今年の夏は、ゲーム機のない「夏休み」

これを親だけでなく、私も負担しなくては、「口だけおババ」になってしまいます。

 

正直、ゲーム機なしで一日小4といるのはかなりつらいです。

でも、昨日はプール。明後日は宿題制覇。そしてまたプールと、老体に鞭打って、自分の言ったことの責任をとりましょう。

夏休みの彼のスケジュールは日々思い出したように埋まっていきます。

どこまで一緒に実行できるのか・・

 

ほんとに「意地と見栄」で生きるのは辛いですわ。(笑)