はじまりが、みみっちぃ話で恐縮ですが、今朝の会話から始まります。
「なんだか最近、買い物上手になったね」と、なぜか上から目線の家人。
「どういう意味?」もうここで半分切れかけの私。
「いや、前みたいに手あたり次第になんでも買い物かごに放り込んで・・なんてことはトライアルとコストコ以外ではあんまりしなくなったなぁと思って」
・・・トライアルとコストコではするんかいっ!という突っ込みは置いといて、それが何を指すかは判っています。![]()
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お値引きの「パン」
我が家は朝ごはんにはみなさんの想像以上に手を掛けています。
友人たちは「うっそぉ」と言う位です。前にブログで献立書きましたが、はい。前はそれくらいで、うっそぉと言われるくらいの朝ごはんでした。
なんたって私が一番好きな日本語は
「手抜き」ですから。
それも仕事をセーブしはじめてからの朝ごはんですから、続くと嫌になります。
そんな時は迷わず「菓子パン」にバナナとヨーグルト。それにカフェオレということにしていますので、週に一度や二度は、菓子パンという時もあります。![]()
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その菓子パンですが、家人は総菜系。私は甘い系と別れており、お互いの好きなものは自分で選ぶという事にしています。
それでも、私だけが買い物をするときには、家人の分もなんとなく推測して買うのですが、今日のそれにはお値引きシールが貼ってありました。![]()
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選ぶ時に「迷ったら大抵これにするから」と家人が言っていたので決めたのですが、その中に定価のものはなく、前にあるすべてに20%OFFのシールが貼られてありました。奥のにはシールはありません。![]()
もちろん賞味期限はまだです。ちなみに明日ですけどね。
ちょっと押さえて見ても柔らかい。もっともこの手のパン。賞味期限切れてても柔らかいのですけどね。
パン売り場に関わらず、最近のスーパーは「手前取り」を推奨しています。
私がその手前のパンを選んでなにが悪い??![]()
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世間はSDGsの時代でしょ。
「そのお値引きシールが気になるの?」もうこっちから言った方が早い。
「いやそんなことはないよ。前みたいになんでもかんでも放り込んで買ってるんじゃないなって思っただけだよ。」
「あなた、私のことバカだと思ってる? 仕事してる時はそんなことに構う時間が惜しかったの。考えることがいっぱいで。今はお時間たっぷりなんだし、賞味期限内だからいいでょ。世の中の流れに沿ってるし・・」
「いや、バカだなんて思ってないよ。思ったことない。でも、計算しながら買うタイプじゃないよねとは思ってる。」
・・・くっ、それは正しい。
「あのね、今くらい時間があると、ゆっくり買い物するのよ。そしたらお値段も見るし、比較もできる。つまりライフスタイルに合わせて買い物の仕方も変わるってことよ。」
「そーなんだ。それはいいことだよね。でも、気のせいか前の時もボクのには値引きシール貼ってたよね。」
「それがなに? 味が違う?パンが固い? カビでも生えてた?」
「いやいや。そんなことはないよ。美味しいし、柔らかい。でもね、キミのパンにシールが貼ってあったことはないよね。」
「細かいこというわね。それが気に入らない」の?
「いや、気に入らなくはないけど、普通は奥さんの方か、せめて代わりばんこにシールが貼ってある方とか・・」
「何言ってるのよ。そのパンの方がいつも値引きになってて、私の欲しいのは値引きじゃないのよ。なんてけち臭いこと言うの。細かい男ね。」
言っているうちに段々腹が立ってきました。
「そーいうことか。じゃ今度から、これじゃなくて、値引きシールのない違うパン買ってきてくれる?」
「なぜ?」
「なぜって・・朝はやっぱり値引きじゃないの食べたい。」
「だからなぜ? こんなSDGsの時代に何愚かなこと言ってるのよ。グレタさんに撃たれるわよ。」
「グレタって誰よ?」
「あのヒステリックに自然保護叫ぶ、大人との対話のできない子よ。」
・・・家人は黙りました。さすがに身の危険を感じたのか・・そんな馬鹿な(笑)
「じゃキミと同じパンでいいよ。」
そうきたか。懲りない男です。
「私はいやよ。自分と同じパン、誰かと共有するつもりはないの。」
「いや、だってこれ美味しいよって言うじゃない。」
「美味しいからね。でもだからってあなたと共有しょうとは思わない。」
「・・・・」
「正直に言いなさいよ。自分だけ値引きシールがいやなんでしょ。」
「いや、いやじゃないけど・・」
「ないけど??」
「ボクたちの力関係って、こーなんだなぁって思ったら切なくない?」
「ないっ。」
朝から我が家はなにかと忙しいです。
ここでやっと朝ごはんが終わるのです。
そして私は今日もまた、近くのスーパーに行って、割引シールの貼ってあるパンを選んで買ってきます。こんな日はそうなる。
それはもう家人とて判っているはず。私はそういう性質です。(笑)
私達が争うと、
「なんでトラの尻尾を踏むのよ」と息子はよく家人に言ったそうです。
それでも懲りずに、尾っぽの先踏み続けているのは家人です。。。