おばぁちゃん子です

 

前回の続きです。

 

 

外来担当医はとても感じが良い先生。(アバウト過ぎ?)

 

 

声の大きさや説明の仕方、父と私を交互に見ながら、慎重に言葉を選んで話している気がしました。

(父には既に前回の外来である程度話はしてあったようです)

 

 

<以下先生の説明>

 

「胆のう癌」の疑いがあるが、診断がはっきりついているわけではない。

他の癌では生検を行ったりするが胆嚢癌の場合、胆嚢内に石がある事と、腫瘍が散らばる可能性あるからどうしても必要な時にしか行わない。他の検査の結果で癌だろうとの事。

 

(と言うことは生検せずとも、癌の確定が出来る程と言う事・・・)

 

 

告知当日までに父は様々な検査を一人で受けていたようでした。

 

(何故もっと早く知らせなかったのか、どんな気持ちでそれらの検査を受けたのか、自分の時と重ねてしまいました)

 

 

発覚した経緯は会社の健康診断がきっかけの様ですが、一緒にいない為経過が曖昧なので、おいおい書ければと思います。

 

 

●胆のう癌は、比較的治りづらい癌。なぜなら発見が遅れる場合が多い。

(胆嚢癌で既に自覚症状が出ている場合は、手術できない事の方が多いらしい)

 

 

●発見は早かったけど、早期ではないだろう。

 

 (私)お母さん転移は?

 

●今の段階では(画像上)無い。ステージⅡorⅢ。Ⅳではない。切除は可能。手術すれば治る可能性がある段階。

(この時私は生存率は聞いていませんでした。本人を前に聞けないというのもありますが。)

 

 

●大きな手術になる可能性もある。開腹しないと分からない。

 

 

●胆管に石があるから先に石を取った後、手術の方針が決定。内科に入院して取る。

 

 

●外科の入院期間は2~3週間くらい。

 

 

●退院後1ヵ月は車の運転は厳しい。

(車が無いと生活できないけど~)

 

 

●術後は食事がとりにくくなる。一度に食べれる量が少量になる。

(おちょこ1杯くらいしか食べれなくなるそう。だから数回に分けて食べる必要がある)

 

 

大雑把だけどこんな感じあせる

 

 

転移は無いという言葉にとりあえずホッとしました。

それが一番気になっていたので。

 

 

父の場合、肝臓は悪いだろうとは思っていたけど、まさか胆嚢だとは・・・驚きです。

と言うのも、父方の両親は癌で亡くなっていないので、癌家系というイメージはない。

 

 

胆のう癌てあんまり聞かないから、症例数としては少ないのかなキョロキョロ

(最近では加藤剛さんとか渡瀬恒彦さんが胆のう癌で亡くなっている。どちらも見つかった時点で手術できなかった)

 

 

手術が出来るという事で、まだ60代だし癌を取り除けば治るくらいにしか考えていませんでした。

(おばぁちゃんの胃がんは手術でほぼ完治してるし、親戚に昨年70代で大腸癌を患った人がいるけど、術後抗がん剤をやって今もお元気にされている。)

 

 

しかし、おばぁちゃんの一番下の弟さんが7年前に72歳で膵臓癌で亡くなっています。

既に発覚した時点で手術は出来なかったそう。毎年人間ドッグを受けていたにも関わらず・・・。

(だから手術できるなら、まだ治る希望有りと思った)

 

 

おばぁちゃんは昔胆嚢に胆石を持っていたから、胃がんの手術の時に一緒に胆嚢も取っています。だから胆嚢は無くても大丈夫なんだ、位の印象しかない。

 

 

手術の説明は外科に入院する時で、この時は執刀医もまだ決まっていないとの事でした。

 

 

おばぁちゃん子でした