女帝 VS 女傑
今度の人事異動はウチの課長が代わっただけでなく、いろんなハプニングが生じています。
ウチの会社の勢力図全体にも、そして、女性社員の勢力図にも大きな影響が…ああ、コワッ
(*_*)
親会社から女性のトップエリートがやって来ましたから、さあ大変。
女性で役員まで昇りつめた紅一点のA女史が幹部としてウチの会社に…。
部長連中がソワソワ、どんな凄い人が来るんだろう?
うまく付き合っていけるだろうか?
セクハラなんてしたら殺されそう。
どうしたらいいのか、なんて大騒ぎ…f^_^;
海千山千の嘱託のB翁は、
「何騒いでんの? 宇宙人が来るわけじゃねえだろ。人間の女だろ。どうってことねえだろうが。」
さすが、吉原でいろんな女性に鍛えられた人は違いますねえ…(苦笑)
さらに調子に乗って、
B翁、「女なんて、脱がせりゃ皆いっしょ。T大卒というけど、菊川怜みたいに可愛くないだろう。」
ガガ~ン、僕に向かって言ってるからいいけど、こんなこと皆の前で言ったら大変!
いくら海千山千のB翁でも持ちこたえられないでしょうねぇ…打ち首の刑でしょ、きっと
…(*_*)
そして、早速、聞こえて来ました。幹部会議での激突のウワサ!
今までウチの会社の女性トップは、あの社長ですら手を出せない女帝C子様!
そこに親会社からトップエリートのA女史がやって来たから、さあ大変!
C子様、「何が親会社のエリートよ、この会社じゃ私が絶対なのよ」とガンツケ!
A女史は、ふんと鼻で笑って、「所詮、子会社のお局のくせに…」という感じだったとか。。
回りの部長連中がヒヤヒヤ、オロオロしていたそうで…(苦笑)
ウチの課の情報通のD子さんも困惑気味。
D子、「どちらにも嫌われないよう気をつけなくっちゃ。」…だって。
ウチの課長の交代については、まるで無関心だったんですがねぇ…女同士の人間関係って難しそうですね。。m(__)m
さて、そんなこんなで、A女史が各部署を新任挨拶を兼ねて巡回して来ました。
ウチの課に来るや、皆、緊張感と好奇心で直立不動!
「はっはあ、よろしくお願い申しあげます。」
年賀状でもないのに、かしこまり過ぎでしたねえ。
ところが、A女史が僕を見つけるや、「ホトトギスさん、ハァーイ!」と手を振ったのです。
その瞬間、皆、ズッコケ。いや、実は僕、彼女の部下だったことがあるんですよねえ。
でも、そんなに慕われてる?とは思いませんでした。(苦笑)
後で皆から、「ホトトギスさん、あんた彼女の何なのさ?」と誤解されてしまいました。(+_+)
別に特別な関係があったわけではないんですがねえ。
勘違い屋のE君なんかは、「すっげぇ、ホトトギス、ああいう女もいかせちまうんかぇ?」
なんて勘違いも甚だしい妄言を放ちました。。
(T_T)
まあ、そんなこんなで大騒ぎだったのですが、D子さんが妙にニヤニヤして、
「ホトトギスさん、私の事、彼女によろしく言っといて。」だって!
いやっ、女って計算高いですねえ~実にしっかりしてる。
ところが、もうウワサが広まったからかもしれませんが、たまたま僕がエレベーターであの女帝C子様と一緒になっちゃいました。
その時のC子様の目付きが怖かったですねぇ…
「あの女の味方、元部下、許せない…キィ~!」という感じ。
僕にとってはいい迷惑ですよ、ホント。。
すると、調査部のF部長が僕のところへ来て、
「A女史と話すときの言ってはならない禁句があったら教えてください。」
何やら、知らないで気に障る事を言ったために、彼女に八つ裂きの刑にあった社員のウワサがあるようです。
僕、「普通のエチケットさえ気をつければ問題ないと思いますが…」
何だか過剰反応気味ですねえ…。
もっとびっくりしたのは、ビル管理のおじさんまでが、
「夕方、点検に回るとき、A女史の部屋には怖くて行けない。」と言うんです。
僕、「何で?」
管理人、「だってさあ、女で親会社の重役までやった人だろ。俺、怖くてチビリそう。普通の女とは違うだろ。」
ひぇ~、いくら何でもそこまで言ったら、お気の毒…。
でも、やっぱり一般の人にとっては怖いのかもしれませんねぇ…
僕だって、いつか地雷を踏んでしまうかもしれませんしねえ。(苦笑) …(>_<)
ウチの会社の勢力図全体にも、そして、女性社員の勢力図にも大きな影響が…ああ、コワッ
(*_*)
親会社から女性のトップエリートがやって来ましたから、さあ大変。
女性で役員まで昇りつめた紅一点のA女史が幹部としてウチの会社に…。
部長連中がソワソワ、どんな凄い人が来るんだろう?
うまく付き合っていけるだろうか?
セクハラなんてしたら殺されそう。
どうしたらいいのか、なんて大騒ぎ…f^_^;
海千山千の嘱託のB翁は、
「何騒いでんの? 宇宙人が来るわけじゃねえだろ。人間の女だろ。どうってことねえだろうが。」
さすが、吉原でいろんな女性に鍛えられた人は違いますねえ…(苦笑)
さらに調子に乗って、
B翁、「女なんて、脱がせりゃ皆いっしょ。T大卒というけど、菊川怜みたいに可愛くないだろう。」
ガガ~ン、僕に向かって言ってるからいいけど、こんなこと皆の前で言ったら大変!
いくら海千山千のB翁でも持ちこたえられないでしょうねぇ…打ち首の刑でしょ、きっと
…(*_*)
そして、早速、聞こえて来ました。幹部会議での激突のウワサ!
今までウチの会社の女性トップは、あの社長ですら手を出せない女帝C子様!
そこに親会社からトップエリートのA女史がやって来たから、さあ大変!
C子様、「何が親会社のエリートよ、この会社じゃ私が絶対なのよ」とガンツケ!
A女史は、ふんと鼻で笑って、「所詮、子会社のお局のくせに…」という感じだったとか。。
回りの部長連中がヒヤヒヤ、オロオロしていたそうで…(苦笑)
ウチの課の情報通のD子さんも困惑気味。
D子、「どちらにも嫌われないよう気をつけなくっちゃ。」…だって。
ウチの課長の交代については、まるで無関心だったんですがねぇ…女同士の人間関係って難しそうですね。。m(__)m
さて、そんなこんなで、A女史が各部署を新任挨拶を兼ねて巡回して来ました。
ウチの課に来るや、皆、緊張感と好奇心で直立不動!
「はっはあ、よろしくお願い申しあげます。」
年賀状でもないのに、かしこまり過ぎでしたねえ。
ところが、A女史が僕を見つけるや、「ホトトギスさん、ハァーイ!」と手を振ったのです。
その瞬間、皆、ズッコケ。いや、実は僕、彼女の部下だったことがあるんですよねえ。
でも、そんなに慕われてる?とは思いませんでした。(苦笑)
後で皆から、「ホトトギスさん、あんた彼女の何なのさ?」と誤解されてしまいました。(+_+)
別に特別な関係があったわけではないんですがねえ。
勘違い屋のE君なんかは、「すっげぇ、ホトトギス、ああいう女もいかせちまうんかぇ?」
なんて勘違いも甚だしい妄言を放ちました。。
(T_T)
まあ、そんなこんなで大騒ぎだったのですが、D子さんが妙にニヤニヤして、
「ホトトギスさん、私の事、彼女によろしく言っといて。」だって!
いやっ、女って計算高いですねえ~実にしっかりしてる。
ところが、もうウワサが広まったからかもしれませんが、たまたま僕がエレベーターであの女帝C子様と一緒になっちゃいました。
その時のC子様の目付きが怖かったですねぇ…
「あの女の味方、元部下、許せない…キィ~!」という感じ。
僕にとってはいい迷惑ですよ、ホント。。
すると、調査部のF部長が僕のところへ来て、
「A女史と話すときの言ってはならない禁句があったら教えてください。」
何やら、知らないで気に障る事を言ったために、彼女に八つ裂きの刑にあった社員のウワサがあるようです。
僕、「普通のエチケットさえ気をつければ問題ないと思いますが…」
何だか過剰反応気味ですねえ…。
もっとびっくりしたのは、ビル管理のおじさんまでが、
「夕方、点検に回るとき、A女史の部屋には怖くて行けない。」と言うんです。
僕、「何で?」
管理人、「だってさあ、女で親会社の重役までやった人だろ。俺、怖くてチビリそう。普通の女とは違うだろ。」
ひぇ~、いくら何でもそこまで言ったら、お気の毒…。
でも、やっぱり一般の人にとっては怖いのかもしれませんねぇ…
僕だって、いつか地雷を踏んでしまうかもしれませんしねえ。(苦笑) …(>_<)
課長の異動
ついに仕事狂いのウチのA課長が人事異動!
昼過ぎにA課長の席の電話が鳴り、専務のところへ行き、通告を受けたようです。
A課長、ややふらつきながら僕のところへ来て、
A課長、「お世話になりました。異動することになりました。ああ、今の職場は居心地がよかったんだが、残念。」
僕、「どちらへ?」
A課長、「親会社に…」
僕、「それは御栄転で~。」
ところが、力無く、ニヤリと笑って去って行ったのです。
早速、情報通のB子さんが近寄って来て、
B子、「親会社の専門職ですって。親会社の課長になれなかったようよ。」
僕、「えぇ~、そうなんですか。やっぱり成果を期限内にできなかったからかなぁ。」
B子、「そうじゃないの。でも、あの人には専門職の方が向いてるわ。親会社で管理職なんかやったら大変。」
僕、「それもそうですなあ。でも、そういう上司に仕えてた僕らって、もっとミジメってことにならない?」
B子、「まあ、ろくでもない上司しか来ないってことは、そうかもねえ。でも、後任のC課長は紳士らしいわよ。」
それを聞いてびっくり、後任のC課長はA課長のかなり先輩だったからです。
B子、「ウチの課長ポストが格上げになったと考えたいわね。」
僕、「次々に左遷された奴のたらい回しでは、部下としてやってられないからねえ。(苦笑)」
で、もう一人の問題人物、D翁は? どうなったのか。
B子、「さすが、百戦練磨のやり手よねえ。あれだけ専務から叩かれたのに生き延びたのよ。」
僕、「うん、最後は一杯のカケソバじゃないけど、お涙頂戴で逃げ切ったようだね。」
B子、「まったくねえ。女性の口から言うのも何だけど、吉原で遊びながら、妻子のために働かなければならないと涙目で訴えたそうね。白々しいったらありゃしない。」
僕、「それにマスコミに有力な知り合いがいると上手に脅し文句も混じえたそうだね。さすがテクニシャン。」
そこへE部長が真っ青になって駆け込んで来ました。
E部長、「おい、A課長って異動日にちゃんと引越しできるんだろうね?」
僕、「まあ、そりゃ引越すでしょう。」
E部長、「君たち、知らないの? 彼は今まで異動の時に自分の荷物を片付けたことなんてないんだよ。後任者が来ても平然と仕事を続けてる。周りの人がたまげて引越し業者を手配する羽目になるんだ。」
僕たち、「えぇ~、そりゃ大変。」
E部長、「もうどうしょうもないから、我々で業者を決めて頼もう。後で費用はA課長に支払わせよう。」
ということで大慌てで引越し業者を手配。やって来た業者もびっくり。2トン・トラックでは積みきれない荷物の分量だそうです。
ついに、引越し当日!
業者が来て段ボール箱に入れようとすると、A課長が「それは別のところに入れて」とか一々口を出すので作業が停滞!
業者の代表が僕たちのところへ来て、「あの人、何とかなりませんか?」
僕たちがA課長に我慢するように言うと、
A課長、「全部大事な物だから、とにかく漏れなく運んでください。」
後日、後任のC課長が来てびっくり仰天。
C課長、「A課長は引き継ぎもしないし、来てみたら机も書棚もからっぽ! 私は一体、何をすればいいんでしょう?」
う~ん、困りましたねぇ~。
C課長、ついに爆発、A前課長に怒りの電話。
「おい、こら。ひどいじゃないか。俺は一体何をしたらいいんだ!」
そしたら、A前課長は言ったそうです。
「それを考えるのも仕事のウチです」・・と。
何と白々しい!
C課長がたまりかねて僕たちのところへ
「何もないんだよ。何から何まで空っぽなんだ。」
「立つ鳥、後を濁さず」と言いますが、空っぽで綺麗すぎるのも困りますよねぇ(苦笑)
…(>_<)
昼過ぎにA課長の席の電話が鳴り、専務のところへ行き、通告を受けたようです。
A課長、ややふらつきながら僕のところへ来て、
A課長、「お世話になりました。異動することになりました。ああ、今の職場は居心地がよかったんだが、残念。」
僕、「どちらへ?」
A課長、「親会社に…」
僕、「それは御栄転で~。」
ところが、力無く、ニヤリと笑って去って行ったのです。
早速、情報通のB子さんが近寄って来て、
B子、「親会社の専門職ですって。親会社の課長になれなかったようよ。」
僕、「えぇ~、そうなんですか。やっぱり成果を期限内にできなかったからかなぁ。」
B子、「そうじゃないの。でも、あの人には専門職の方が向いてるわ。親会社で管理職なんかやったら大変。」
僕、「それもそうですなあ。でも、そういう上司に仕えてた僕らって、もっとミジメってことにならない?」
B子、「まあ、ろくでもない上司しか来ないってことは、そうかもねえ。でも、後任のC課長は紳士らしいわよ。」
それを聞いてびっくり、後任のC課長はA課長のかなり先輩だったからです。
B子、「ウチの課長ポストが格上げになったと考えたいわね。」
僕、「次々に左遷された奴のたらい回しでは、部下としてやってられないからねえ。(苦笑)」
で、もう一人の問題人物、D翁は? どうなったのか。
B子、「さすが、百戦練磨のやり手よねえ。あれだけ専務から叩かれたのに生き延びたのよ。」
僕、「うん、最後は一杯のカケソバじゃないけど、お涙頂戴で逃げ切ったようだね。」
B子、「まったくねえ。女性の口から言うのも何だけど、吉原で遊びながら、妻子のために働かなければならないと涙目で訴えたそうね。白々しいったらありゃしない。」
僕、「それにマスコミに有力な知り合いがいると上手に脅し文句も混じえたそうだね。さすがテクニシャン。」
そこへE部長が真っ青になって駆け込んで来ました。
E部長、「おい、A課長って異動日にちゃんと引越しできるんだろうね?」
僕、「まあ、そりゃ引越すでしょう。」
E部長、「君たち、知らないの? 彼は今まで異動の時に自分の荷物を片付けたことなんてないんだよ。後任者が来ても平然と仕事を続けてる。周りの人がたまげて引越し業者を手配する羽目になるんだ。」
僕たち、「えぇ~、そりゃ大変。」
E部長、「もうどうしょうもないから、我々で業者を決めて頼もう。後で費用はA課長に支払わせよう。」
ということで大慌てで引越し業者を手配。やって来た業者もびっくり。2トン・トラックでは積みきれない荷物の分量だそうです。
ついに、引越し当日!
業者が来て段ボール箱に入れようとすると、A課長が「それは別のところに入れて」とか一々口を出すので作業が停滞!
業者の代表が僕たちのところへ来て、「あの人、何とかなりませんか?」
僕たちがA課長に我慢するように言うと、
A課長、「全部大事な物だから、とにかく漏れなく運んでください。」
後日、後任のC課長が来てびっくり仰天。
C課長、「A課長は引き継ぎもしないし、来てみたら机も書棚もからっぽ! 私は一体、何をすればいいんでしょう?」
う~ん、困りましたねぇ~。
C課長、ついに爆発、A前課長に怒りの電話。
「おい、こら。ひどいじゃないか。俺は一体何をしたらいいんだ!」
そしたら、A前課長は言ったそうです。
「それを考えるのも仕事のウチです」・・と。
何と白々しい!
C課長がたまりかねて僕たちのところへ
「何もないんだよ。何から何まで空っぽなんだ。」
「立つ鳥、後を濁さず」と言いますが、空っぽで綺麗すぎるのも困りますよねぇ(苦笑)
…(>_<)
厳しい~勤務評価
先月の土曜日、資格予備校のM先生のお誘いで、M先生の講義を受けて昨年、不動産鑑定士試験に合格した人達の懇親会がありました。
M先生お馴染みの日本酒、焼酎の品揃えが豊富なお店で、小料理も美味しく、最後の越後蕎麦は圧巻でした。
僕の他の3人の合格者は、即資格を生かそうと、すでに実務修習を受けている方、転職を考えている方、新入社員として不動産鑑定業務を始めている方でした。
皆さん真剣そのもの、僕の場合は将来に備えてとやや温度差はありましたが、和気あいあいと楽しく飲み食いができました。
そんな中で、皆さん口々に、やはり今のサラリーマン社会の厳しさ、人間関係の難しさを話してましたねえ。
うーん、まぁ、自分の好きな仕事をして、しかも、人間関係も楽しく稼ぎもいいと、サラリーマンなら誰でも望むことなんでしょうが、実は大変な難問だということなんですねぇ。
でも、仕事が好きだっていうことは一つの重要なポイントかもしれませんね。
M先生の「僕は教えることが好きなんです。」という言葉は印象に残りましたねえ。
仕事が好きであればこそ、いろいろと大変なことにも耐えられるわけなんでしょうね。
事情は違うかもしれませんが、うちの仕事狂いのA課長も仕事が好きだから、毎日、朝から深夜まで結婚もせずに仕事をしているんでしょう。
ただ、やはり辛いよ、サラリーマンで、うちの会社でも昨年度の各社員の勤務成績が発表されました…m(__)m
僕も評価担当の所長から呼び出され、成績を伝達されました。
所長、「特優、優、良、可、不可の5段階のうち、頑張ってくれたんで優にしたかったんだが、まあ良で勘弁してください。」
まあ、そんなに優にしたいのなら優にすればいいのにと思いましたが、ツッコミは止めました。(苦笑)
ところで、大変なのが大量に仕事を抱えたまま仕上げることができなかったA課長と、結果を報告しなかった嘱託のB翁です。
まず、A課長、
所長から「なんでメリハリをつけられないんだ。成績は不可にしたいところだが可だ。ありがたいと思え。」
さらに専務から、「そろそろ引越しの準備をしといてください。」
と人事異動の予告?まで。
A課長、「まだ時間はあります。これから夏休みもとらず、残務処理に猛スパートします。」
と必死に食い下がったそうです。
専務、「じゃ、お手並みは拝見しましょう。」とのこと。。。
次に、B翁、
専務と所長に監禁されて詰問責めにあったそうです。
たまたま、僕が仕事の関係でB翁のところへ行くと、
B翁、「やあ、君か。聞いてくれよ。ひでえ目にあったよ。この歳して、拷問にあったよ。」
僕、「いやあ、すごかったそうですね。」
B翁、「専務と所長がよ、机をガンガン叩いて責め立てるんだ。なぜ、報告書を出さないと…」
僕、「報告書の一つくらい出したらよかったのでは?」
B翁、「そんなチャチな仕事をしてるんじゃないんだ。何年かを見通した大計画のもとに進めている。素人にはわからんさ。」
僕、「でも、嘱託とはいえ出勤が少ないのでは?」
B翁、「外回りして調査してるんだ。遊んでるわけじゃない。専務の奴、事情もわからないくせに来年は契約しないとか脅してきた。」
僕、「それは大変ですね。」
B翁、「そうだよ。ホント泣けてきた。俺、結婚遅かったから、子供はこれから大学。妻と子供のために働いてるんだよ。」
僕、「専務や所長はわかってくれましたか?」
B翁、「家族のために働いていることはわかってもらえた。俺もあそこまで追い詰められて必死だった。ホント、妻と子の顔が浮かんできたよ。」
僕、「なんとか切り抜けたわけですね。よかった。」
B翁、「ホッとしたよ。ああ、エライ目にあった。それにしても今日は暑いね。ひとっ風呂あびに行くか。気分直しに。」
僕、「えっ、まさか吉原?」
B翁、「まあ、ええじゃないか。気分転換だよ。」
う~ん、よくわからないですねぇ…。
妻と子のために頑張ってるお父さんが、気分直しに、吉原、ですか? (苦笑)…(>_<)
M先生お馴染みの日本酒、焼酎の品揃えが豊富なお店で、小料理も美味しく、最後の越後蕎麦は圧巻でした。
僕の他の3人の合格者は、即資格を生かそうと、すでに実務修習を受けている方、転職を考えている方、新入社員として不動産鑑定業務を始めている方でした。
皆さん真剣そのもの、僕の場合は将来に備えてとやや温度差はありましたが、和気あいあいと楽しく飲み食いができました。
そんな中で、皆さん口々に、やはり今のサラリーマン社会の厳しさ、人間関係の難しさを話してましたねえ。
うーん、まぁ、自分の好きな仕事をして、しかも、人間関係も楽しく稼ぎもいいと、サラリーマンなら誰でも望むことなんでしょうが、実は大変な難問だということなんですねぇ。
でも、仕事が好きだっていうことは一つの重要なポイントかもしれませんね。
M先生の「僕は教えることが好きなんです。」という言葉は印象に残りましたねえ。
仕事が好きであればこそ、いろいろと大変なことにも耐えられるわけなんでしょうね。
事情は違うかもしれませんが、うちの仕事狂いのA課長も仕事が好きだから、毎日、朝から深夜まで結婚もせずに仕事をしているんでしょう。
ただ、やはり辛いよ、サラリーマンで、うちの会社でも昨年度の各社員の勤務成績が発表されました…m(__)m
僕も評価担当の所長から呼び出され、成績を伝達されました。
所長、「特優、優、良、可、不可の5段階のうち、頑張ってくれたんで優にしたかったんだが、まあ良で勘弁してください。」
まあ、そんなに優にしたいのなら優にすればいいのにと思いましたが、ツッコミは止めました。(苦笑)
ところで、大変なのが大量に仕事を抱えたまま仕上げることができなかったA課長と、結果を報告しなかった嘱託のB翁です。
まず、A課長、
所長から「なんでメリハリをつけられないんだ。成績は不可にしたいところだが可だ。ありがたいと思え。」
さらに専務から、「そろそろ引越しの準備をしといてください。」
と人事異動の予告?まで。
A課長、「まだ時間はあります。これから夏休みもとらず、残務処理に猛スパートします。」
と必死に食い下がったそうです。
専務、「じゃ、お手並みは拝見しましょう。」とのこと。。。
次に、B翁、
専務と所長に監禁されて詰問責めにあったそうです。
たまたま、僕が仕事の関係でB翁のところへ行くと、
B翁、「やあ、君か。聞いてくれよ。ひでえ目にあったよ。この歳して、拷問にあったよ。」
僕、「いやあ、すごかったそうですね。」
B翁、「専務と所長がよ、机をガンガン叩いて責め立てるんだ。なぜ、報告書を出さないと…」
僕、「報告書の一つくらい出したらよかったのでは?」
B翁、「そんなチャチな仕事をしてるんじゃないんだ。何年かを見通した大計画のもとに進めている。素人にはわからんさ。」
僕、「でも、嘱託とはいえ出勤が少ないのでは?」
B翁、「外回りして調査してるんだ。遊んでるわけじゃない。専務の奴、事情もわからないくせに来年は契約しないとか脅してきた。」
僕、「それは大変ですね。」
B翁、「そうだよ。ホント泣けてきた。俺、結婚遅かったから、子供はこれから大学。妻と子供のために働いてるんだよ。」
僕、「専務や所長はわかってくれましたか?」
B翁、「家族のために働いていることはわかってもらえた。俺もあそこまで追い詰められて必死だった。ホント、妻と子の顔が浮かんできたよ。」
僕、「なんとか切り抜けたわけですね。よかった。」
B翁、「ホッとしたよ。ああ、エライ目にあった。それにしても今日は暑いね。ひとっ風呂あびに行くか。気分直しに。」
僕、「えっ、まさか吉原?」
B翁、「まあ、ええじゃないか。気分転換だよ。」
う~ん、よくわからないですねぇ…。
妻と子のために頑張ってるお父さんが、気分直しに、吉原、ですか? (苦笑)…(>_<)