喜六清八徒然日記 -9ページ目

喜六清八徒然日記

うだうだ鑑賞三昧

出石の永楽館です。

今回で3回目です。

 

早めに着いたので、出石を散策しました。

出石城跡、出石酒造…なかなか味のあるまちです。

 

今回も、紀香さんの女将さん業でお出迎え。

写真断るの上手になりはったわ…

前はマネージャーが張り付いて断ってたけど、

「私からはハイとは言えないんです。」って。

 

席は、お大尽席…と同じ所。

見やすかったわ。

小さい小屋ややから、花道の役者さん触れそう。


一、道成寺再鐘供養 仙石権兵衛出世噺

仙石権兵衛秀久         愛之助
清姫/

白拍子花子実は清姫の霊   壱太郎
一つ家の娘お笹         吉太朗
安珍/

根来修理之助          宗之助
一つ家の老婆お清       吉弥

 

新作歌舞伎です。

なかなか良く書けています。

道成寺から矢の根と言う感じでしょうか。

出石城の主、仙石権兵衛と紀州道成寺の鐘との意外な逸話…

道成寺の鐘を京都のお寺に運んで供養したのがベースになってます。

 

序幕は、僧侶が安珍清姫伝説を回想する暗天のシーンから始まって…

二幕目は、京鹿子娘道成寺、そのまま。

中村壱太郎さんの見せ場!

小さい舞台だけど、歌舞伎座でお爺さんの藤十郎さんが演じる道成寺張りの迫力。

上手い!

隔世遺伝!

最後に悪霊で出現かと思ったら、前半の大詰で石見神楽の大蛇が出現!

デカい!

舞台が小さいから蛇体が溢れそう。

上手に花道から去って行くとき、回りのお客さん触りまくり。


幕間が入って、山中一つ家の場、やっと主役の登場!

仙石権兵衛が道に迷った振りして、清姫なれの果ての老婆の家に。

老婆は若い男の肝、100個目を狙う。

危うし、千石。

お笹が救って逃がし、怒り狂う老婆、いよいよ清姫の怨霊に変化!

権兵衛も武装して竹筒(まるで矢の根)もって登場!

いよいよ対決…かと思いきや、権兵衛が安珍ににてて、

清姫の戦闘モードが恋愛モードに…さすがに、ここまでちょっとやり過ぎの様な汗

 

最後の鐘曳の、仙石権兵衛格好良かったドキドキ

 

大スペクタクルをあの狭い小屋で…迫力満点!


二、滑稽俄安宅新関
富樫左衛門 片岡愛之助

一芸無き者通るべからず…

関所で芸をさせるという、俳優祭とかでよくやるネタだそうです。

 

色々出てきました。

出石PR大使の壱太郎さんと、水戸黄門風の豊岡市長

落語家さんの役は無茶振りで二席。

富樫の奥様の宗之助のドナルドダック…無茶振りと言われながら率先して出てきてはった。

吉弥、吉太郎の親子ほどの新口村の道行

で、早変わりで愛之助さん、半沢直樹の黒崎駿一の弟の駿二…一番受けてた。

二度目の登場、壱太郎さんの夜桜お七。

お弟子さん達でオールブラックス。

その中でも一番は、壱太郎さんの夜桜お七。

お供を連れたお姫様が、キレッキレの舞を舞い回る…

その時の恍惚の表情ドキドキ

決して美形ではないけど、とっても色っぽかったわ。

私にはNo1でした。

最後に幹部役者でご挨拶、この時も宗之助さんはドナルドダックでご挨拶。

ずっと誘って欲しかったんですって。

役者さんも、観客も、世話人の人達もとっても楽しいお芝居でした。

芸術ではなく、下品にならない大娯楽でした。

 

松竹座です。

三階の袖の席です。

完売だそうです。

 

福団治一門   口上
桂 福丸     元犬

桂 福楽     京の茶漬け
桂 福団治    顧みますれば
桂 ざこば    笠碁
ー中入ー
座談会      桂ざこば、笑福亭鶴瓶 桂文福 桂福楽(司会)
笑福亭 鶴瓶  青木先生
桂 福団治    ねずみ穴

 

福団治師匠、もう80才だそうです。

でも、お元気です。

声も出ますし、段取りも飛ばさないし。

 

口上、幅広いお弟子さんがいっぱい。

もう二方亡くなっているのですが、福車さんは何度か聞かせていただいたのを憶えてます。

福団治師匠は文句より皮肉が多いと思いますが、基本は師匠譲りなのでしょうね。

兄弟子から順にお祝いを…福楽さんや、七福さん辺りはまともですが、福矢ってあんな感じなのですね。

次の灘中高から京大卒の福丸さんが、師匠は選べるけど、兄弟弟子は選べないと、突っ込んで受けてました。

それに、全盲の福点さん、外国人で元気な福龍さん、手話落語の宇宙亭

とてもバラエティに富んでます。これも、師匠の反骨精神の表れでしょうか。

 

福丸さん、以前何度も聞きに行きましたが、相変わらず端正な落語をされます。

元犬をショートバージョンにして、笑いもしっかり入れてはりました。

福楽さん、この方も端正です。

あまりお見受けしないのですが、さすがベテランです。

 

福団治師匠、「顧みますれば」、自伝です。

でも、キチンとネタになってます。

要所要所で笑いもとり、とても80には見えません。

ペケペン落語から、声が出なくなって考えた手話落語、

それを続けたエピソードなんて、お得意の人情話でした。

藪入りって金馬師匠から教えて貰ったそうです。

 

藪入りの得意のざこばさんも、今日は滑稽噺で。

脳梗塞からすっかり復帰され、以前より滑舌よくなったかも。

 

中入り後の座談会は、時間のせいか、割とあっさり。

昔のやんちゃ話は、振りだけで終わってました。

でも、ざこばさん鶴瓶さんも口を揃えて言うのは、

何でそんなに腰が低いねんって話。

年を召されてからは特に腰が低いそうです。

座談会といっても、師匠は笑顔でうなずくだけ。

そんなところに人柄の良さ(良くなった?)が滲み出てました。

 

で、舞台替えの間に文幅さんの相撲甚句と河内音頭。

相変わらず、リズムが無いと辛いですね(笑)

同期の鶴瓶さんから長いとクレームが付いてました。

 

鶴瓶さんは、新作のネタで。

青木先生がピーっとなる話ですが、鉄板ですね。

最近古典を頑張って張りますが、やっぱりエピソード系の新作が面白いわ。

 

トリの師匠は、談志師匠から教わったネタだそうです。

ちっとも笑うところが無いネタが二つある内の一つだそうです。

夢落ちですが、確かに暗い話です…でも、面白かった。

流石、福団治師匠。

最後、下りる幕を止めて、御礼の挨拶。

見た目は老けはりましたが、噺はまだまだお若い。

いつまでもお元気で。

また見に行きます。

兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホールです。

リコーダーオーケストラのORSのコンサートです。

相方が出てるので聞きに行ってきました。

 

旧友(C.タイケ)

バスキン(A.チャリンジャー)

バイオリン協奏曲第一番BWV(J.S.バッハ)

アレグロ/アンダンテ/アレグロアッサイ

休憩

オペラ「カルメン」より(G.ビゼー)

Ⅰ前奏曲

Ⅱ衛兵の交代

Ⅲ二重奏

Ⅳセギディーリャと二重奏

Ⅴ第一幕の終曲

Ⅵジプシーの歌

Ⅶ闘牛士の歌

Ⅷ花の歌

Ⅸ第三幕への前奏曲

Ⅹ第四幕への前奏曲(アラゴネーズ)

Ⅺハバネラ

 

第8回だそうです。

最後の挨拶でも、高齢化をネタにしてました。

 

今回は少し空いていたおかげと、着いたのが早かったので正面ブロックの席がとれました。

編曲のせいか、編成のせいか、前回と比べて少々迫力が無かったように感じました。

さすがに、ゲスト(助っ人)のソロは素晴らしかったです。

 

最後に一番メジャーなハバネロを持ってくるのは面白い演出かと思ってましたら、

最初は入ってなかったそうです。

やはり、観客としては知ってる曲を聴きたい物です。

カルメンといえば、前奏曲、闘牛士の歌、そしてハバネラですよね。

 

次回もどんな曲が演奏されるかたのしみに待ってます。