出石の永楽館です。
今回で3回目です。
早めに着いたので、出石を散策しました。
出石城跡、出石酒造…なかなか味のあるまちです。
今回も、紀香さんの女将さん業でお出迎え。
写真断るの上手になりはったわ…
前はマネージャーが張り付いて断ってたけど、
「私からはハイとは言えないんです。」って。
席は、お大尽席…と同じ所。
見やすかったわ。
小さい小屋ややから、花道の役者さん触れそう。
一、道成寺再鐘供養 仙石権兵衛出世噺
仙石権兵衛秀久 愛之助
清姫/
白拍子花子実は清姫の霊 壱太郎
一つ家の娘お笹 吉太朗
安珍/
根来修理之助 宗之助
一つ家の老婆お清 吉弥
新作歌舞伎です。
なかなか良く書けています。
道成寺から矢の根と言う感じでしょうか。
出石城の主、仙石権兵衛と紀州道成寺の鐘との意外な逸話…
道成寺の鐘を京都のお寺に運んで供養したのがベースになってます。
序幕は、僧侶が安珍清姫伝説を回想する暗天のシーンから始まって…
二幕目は、京鹿子娘道成寺、そのまま。
中村壱太郎さんの見せ場!
小さい舞台だけど、歌舞伎座でお爺さんの藤十郎さんが演じる道成寺張りの迫力。
上手い!
隔世遺伝!
最後に悪霊で出現かと思ったら、前半の大詰で石見神楽の大蛇が出現!
デカい!
舞台が小さいから蛇体が溢れそう。
上手に花道から去って行くとき、回りのお客さん触りまくり。
幕間が入って、山中一つ家の場、やっと主役の登場!
仙石権兵衛が道に迷った振りして、清姫なれの果ての老婆の家に。
老婆は若い男の肝、100個目を狙う。
危うし、千石。
お笹が救って逃がし、怒り狂う老婆、いよいよ清姫の怨霊に変化!
権兵衛も武装して竹筒(まるで矢の根)もって登場!
いよいよ対決…かと思いきや、権兵衛が安珍ににてて、
清姫の戦闘モードが恋愛モードに…さすがに、ここまでちょっとやり過ぎの様な![]()
最後の鐘曳の、仙石権兵衛格好良かった![]()
大スペクタクルをあの狭い小屋で…迫力満点!
二、滑稽俄安宅新関
富樫左衛門 片岡愛之助
一芸無き者通るべからず…
関所で芸をさせるという、俳優祭とかでよくやるネタだそうです。
色々出てきました。
出石PR大使の壱太郎さんと、水戸黄門風の豊岡市長
落語家さんの役は無茶振りで二席。
富樫の奥様の宗之助のドナルドダック…無茶振りと言われながら率先して出てきてはった。
吉弥、吉太郎の親子ほどの新口村の道行
で、早変わりで愛之助さん、半沢直樹の黒崎駿一の弟の駿二…一番受けてた。
二度目の登場、壱太郎さんの夜桜お七。
お弟子さん達でオールブラックス。
その中でも一番は、壱太郎さんの夜桜お七。
お供を連れたお姫様が、キレッキレの舞を舞い回る…
その時の恍惚の表情![]()
決して美形ではないけど、とっても色っぽかったわ。
私にはNo1でした。
最後に幹部役者でご挨拶、この時も宗之助さんはドナルドダックでご挨拶。
ずっと誘って欲しかったんですって。
役者さんも、観客も、世話人の人達もとっても楽しいお芝居でした。
芸術ではなく、下品にならない大娯楽でした。