喜六清八徒然日記 -10ページ目

喜六清八徒然日記

うだうだ鑑賞三昧

国立国際美術館です。

中之島です。

 

日本・オーストリア外交樹立150周年記念だそうです。

なので、クリムト、シーレは客よびパンダです。

でも、展覧会全体がとても面白かったです。

18世紀末から始まって19世紀末を経て20世紀初頭へのウィーンと言う町のアートの変遷がわかりやすく展示されていました。

とくに町作りが建築も含めたアートをはぐくんだと言うのが面白かったです。

 

クリムト好きなので、夏には東京のクリムト展も行きましたが、今回は初期の作品が多く、違った視点でみれました。

でも、一番好きな「接吻」はどちらでも見られず残念でした。

 

別の展示室ではジャコメッティもやってました。

また見に来ようっと。

 

 

 

京都府立府民ホール アルティです。

もう8回になるのですね。

 

対談  茂山千五郎

     桂よね吉

 

狂言

『離縁の沙汰』

庵太郎     茂山千五郎

妻        茂山茂

仲裁人     網谷正美

後見       山下守之

 

落語

『天下一浮かれの屑より』   桂よね吉 

 

千作さん亡くなって三七日だそうです。

膵臓癌って判ってから一ヶ月、七十四才だったそうです。

対談は、どうしても、その話になります。

リクエストもそれに絡みます。

ちなみに、茂さんアンケートボックスを持って回収してはりました。

千作さんこのコンビの会は良く見に来てましたから…

 

先々代の三世千作さんがまだご存命の頃から狂言を見ていたので、四世、五世も亡くなると自分が年取ったなと思います。

私にとっての千五郎は四世千作さんですが…やはりプレッシャーだったのですね。

亡くなった日の五世は阪神グッズに囲まれてたそうです。

言い出しっぺは宗彦さんで、逸平さんが写真で残しているそうです。

流石、茂山家です。

息子にもこう言う気風を受け継いで貰いたいと千五郎さんも仰っていました。

 

ちなみに、よね吉さんのお父さんは落語家を薦めてくれたそうです。

 

離縁の沙汰、原題は吃りだそうです。

印刷にしにくいのでしょうね。

茂さんがワワシイ奥さんしてはりましたが、吃りの太郎冠者がスムーズに話せるよう謡で話をするのですが…

確かに笑えない話でした。


浮かれの屑より、たっぷり!っとお願いしたら、狂言が短かった分たっぷりやってくれました。

ちなみに、吉弥さんはマヨラーだそうです。

よね吉さん冷蔵庫の物は臭いを嗅ぐ癖があるそうです。

しかも、米朝さんの車を勝手?にセルシオフル装備にしたそうです。

本編はネタ卸の時はやり直ししてはりましたが、今回はちゃんと段取り間違えずに踊ってました。

それにしても、踊ったり謡ったりするの好きですね…

今回の舞台が高いのは、よね吉さんが浮かれて踊るためだったそうです(笑)。

…でも、その分とってもお上手です。

 

千五郎さん、少し痩せたかな。

 

 

フェスティバルホールです。

39周年の劇団✩新感線です。
いのうえ歌舞伎≪亞≫alternativeです。

 

けむりの軍団

作:倉持 裕  

演出:いのうえひでのり
真中十兵衛    古田新太
飛沢莉左衛門  早乙女太一

紗々姫       清野菜名

雨森源七     須賀健太

嵐蔵院       高田聖子

残照        粟根まこと
美山輝親     池田成志

 

久々の新感線です。

かつて存在したけむりの軍団を使って軍勢を仲間割れさせてやっつける…良く出来た話です。

その分、話が複雑なので、テンポ良く進めるため、スクリーンで展開説明。

場面転換を極力簡単にするため大道具は殆ど無い舞台でした。

展開が早く見てて飽きませんでした。

真田丸のナレ死を彷彿とさせます。

なんと言っても、この舞台は古田さん池田さんコンビの化かし合いが話の中心で、完成された面白さがありますね。

それに敵役の高田聖子さん、年齢を重ねてすごみに厚みが増してますね(笑)。

 

黒沢映画をオマージュしているそうで、チャンバラでは血しぶきの代わりに赤いスポットが入ります。

それにしても、早乙女さんの殺陣がとてもキレイでした…

異様に強いが、喋れなくて騙されて裏切られる悲壮な役でしたが、話にスパイスを与えてました。

 

面白かったです。

ただ、見る方もパワーが要ります。

 

この日、台風が関東を襲った日でした。

関西も色々中止になってました。

カーテンコールで古田さんが良く来てくれたと感謝してはりました。