喜六清八徒然日記 -4ページ目

喜六清八徒然日記

うだうだ鑑賞三昧

繁昌亭です。

 

繁昌亭のHPを見てたら、この数日間講演中止で、繁昌亭久しぶりのオープンみたいでした。

夜の部は主催者の判断ということで、福丸さんとあおばさん、勇気の要る決断だなぁと思ってました。

 

でも、行ったら…キャンセル受け付けてないから、殆ど来てはると思うけど…

丁度、感染予防に向いた空き具合(笑)。

チケットの売れ行き見て決めたのでしょうねグッド!

 

ごあいさつ

桂あおば「阿弥陀が池」

桂福丸「新作落語1(テーマは「糸」)(小佐田定雄・作)」

桂あおば「新作落語2(テーマは「糸」)(小佐田定雄・作)」

~仲入~

【トーク】桂福丸・桂あおば・小佐田定雄

桂福丸「新作落語(オーロラ?)(福丸・作)」

 

ごあいさつとあおばさんの阿弥陀が池は、仕事が遅くなって聞けず…

 

福丸さんの新作から…

後のトークでも仰って居たけど、落語作家は台本だけ書いて、後は落語家任せ。

福丸さん、ナマズを上手に演じてはったてわ。

あおばさんもマフラーに悩んだそうですが…

(ネタバレ)渋いおじさんVS池の主ナマズの50年抗争と言うか友情の話…

落ちの下座さんの三味線でナマズを釣るなんて、ちょっとテーマ物特有の強引さを感じましたわ。

 

あおばさんの話はちょっと人情話っぽい話、

幼くしてなくなった叔父さんとの話…

後のトークでタイトルは「毛糸」になりそうでした。

そこでも小佐田さんが言ってたけど、あおばさんって間が良いのよね。

ただ、それが意識して入れてる間なのか、思い出してる時間なのかは微妙との話(笑)。

気になるのは、人物描写がハッキリしないこと、演じ分けが解り難いってこと…

相方も、阿弥陀が池でも同じだったって言ってたから…ネタを憶えていないと言うよりは力量の問題かな。

 

トークでは小佐田さんの新作の作り方が面白かったわ。

演じる人をとっても意識して作るのね…落語ならではですって。

芝居はせいぜい主役ぐらいは意識できないそうです…

文楽はト書きが無いといけないので、落語作家には難しいかったとの事でした。

今回の新作、福丸さんは古典ぽいのも、あおばさんの話が短い(笑)のも合わせてるのね。

米朝一門ではあおばさんは「アホ」で有名ですからね(笑)。

あおばさん、道歩きなら憶えるそうで、良く職質されるそうです。

…ちなみに遅れて行ったら、繁昌亭の前で、ブツブツ言いながらあおばさんが歩いてましたわ(笑)

新作のタイトルをどうするかの時に、元々落語にはタイトルは無くて、

ネタ帳に被らないように符帳で書いていたものがタイトルになったとか…

だから、落ちそのもののタイトルもあるのはその為…と小佐田さんと福丸さんが話しているのを

あおばさんが感心して「メモしておこう!」って言ってるのが対照的でした。

小佐田さんもその対称性を意識して、その個性をちょっと外しながら書いたそうです。

 

ただ、次回に関しては未定…今回の入りでは厳しいのでしょうね。

コロナには良いけど(笑)

 

最後は福丸さん自信で作った新作…小佐田さんの前でするのも根性あるなと思いながら、

ご本人は、一本目が古典調だったので、現代風のネタをと言う事で…オーロラの話を(タイトルは聞けませんでした)

流石に灘中灘校京大、オーロラ屋の人のオーロラの原理がとても正しい説明でした(笑)

ネタ的には、ドタバタネタですが、師匠のホノボノ感を受け継いでいる話を聞かせて貰いました。

きっと、師匠も「誇り」の事でしょう。

大阪高島屋7階グランドホールです。

 

大丸やハルカスの美術館は、ちょくちょく伺いますが、高島屋は久しぶりじゃないかなぁ…

お買物とお昼を頂くのを兼ねて、伺いました。

 

京都のお寺に所蔵されている作品と細見美術館蔵の作品で構成されています。

お寺に所蔵されているせいか、煌びやかな錦絵は少なくて、水墨画が中心でした。

しかも、鶏がほぼ半分…

でも、その鶏の格好良さって半端ないですよね。

今回、若冲さんのお弟子さん達(弟を含む)の絵も展示されていたんですが…正直下手。

特に、鶏の絵からでるパワーってのは雲泥の差ですよね。

 

面白いなって思ったのが、鼠の絵、鳥獣戯画みたいに鼠で人の社会を描いている…

シリーズがあるならもう少し見てみたいと思いました。

流石、趣味で絵を描いていただけあって、色んな物かいてはる…

それに、これだけお寺に絵が多いのも、錦の顔役(八百屋の卸)だっただけあって、頼まれたら断れなかったのでしょうね(笑)

 

今回は、ちょっとバリエーションが少なかったので、図録はパスしましたが、

GWには若冲さんのお墓のある宝蔵寺に行く予定なので、お墓参りしてきます。

 

 

 

二十周年記念公演です。

金剛能楽堂です。

金剛能楽堂は2回目ですね…

母が存命の頃、能「井筒」を一緒に見に来た以来です。

 

「口上トーク」

茂山七五三

茂山あきら

桂文之助

小佐田定雄

 

お昼の食事が伸びてギリギリに入場、もう始まってました。

落言の衣装小道具って、茂さんが作ってるそうです。

しかも、台本渡すと勝手に必要な物を見繕って作ってくれるそうです。

なので皆さん、「茂工房」と呼んでいるとのこと。

 

落語「百年目」

桂文之助

 

百年目と言えば米朝さん。

なにが違うのかな…帰ってビデオみました…文言は一切違いがなし。

旦那さんの風格と嫌みなのかなぁ…

でも、このネタの雰囲気を一番出せるのは文之助さんしか居ないと思うし…

期待してます。

 

狂言「呂蓮」

茂山七五三   僧侶

茂山あきら    男

茂山千之丞   女房

 

千之丞さん登場…千作さんが無くなったから人手不足なのですね。

しかも今回のプロデュースは童司カンパニー(現千之丞さん)だし…

たしかに、あきらさんと千之丞さん親子は面白いことがお好きだしね。

 

落言「神棚」

茂山七五三   神様

茂山あきら    女房

丸石やすし    姑

桂文之助    提灯職人

 

この会も古くから見に来ていますが、初演は第三回目だそうです。

オリジナルは今回が初めてです。

一昨年、千五郎さん、茂さん、よね吉さんでやりはったのを見ましたが、

やはりオリジナルの強さか、出演者の場数の多さか…

特に、七五三さんのお芝居(狂言)が秀逸でした。

一つ一つの台詞で笑わせる…先代の千作さんの「面白うに」と言う哲学が滲み出てますね。

 

千五郎さんもお亡くなりになり、プロデュースも息子世代にうつり…

新たな新作にも取り組んでいる息子世代とのコラボレーション企画も、

是非企画してほしいものです。

 

もう一つ、大阪でも公演の復活もお願いしたいところです。