マーケットインとプロダクトアウトのバランスについての話。 | OASYSの社長をやってる関谷有三のブログ

マーケットインとプロダクトアウトのバランスについての話。

お盆前後のバタバタで、

久しぶりのブログの投稿となりました。

トレーニングと一緒で、

一旦休止してしまうと、再開が難しい…。

 

 

TPTEAが新宿ニュウマンにオープンし、

大変有難いことに、お陰様で

連日多くのお客様にお越し頂いております。

もちろんオペレーションの改善など、

まだまだ課題は多いですが、

日々レベルアップとお客様満足を目指し、

スタッフ一同がんばっております。

 

 

さて、最近は「スーツに見える作業着」に続く、

アパレル部門の新規プロジェクト、

その名も、

「毎日洗えて、ヒゲとスニーカーに合うスーツ」

の商品開発を行っております。

 

 

 

 

スマートカジュアルや働き方改革に伴って、

ビジネスウェアも激変するターニングポイントに

差し掛かっています。



3年前までは、サラリーマンがリュックを背負って

通勤する様は珍しい光景でしが、今では当たり前。

Apple Watchは昨年ロレックスの売上を抜き、

世界一の時計メーカーとなりました。


 

高機能、着心地、遊び心をキーワードに、

スーツという今だに旧態依然とした

プロダクトを再定義し、

ビジネスウェアに革命を起こしていきます。

 

 

僕が商品やビジネスモデルを企画するときに、

一番大切にしていることは、

マーケットインとプロダクトアウトのバランスを

およそ4対6にすることを目標にしています。

 

 

消費者のニーズを汲み取ることは、

当然ながらすごく大切ですが、

顕在化しているニーズやマーケットで

イノベーションを起こしたり、

後発の会社が抜きに出るは難しい。

 

 

一方、斬新すぎて、消費者のニーズを

先取りしすぎる商品やサービスが

うまくいくこともこれもまた難しい。

またうまくいきそうでも、時間がかかり過ぎ、

資金や根気が続かないことが多い。

 

 

10人中6人がおもしろいけど、まだ早い。

10人中6人が斬新だけど、うまくいかない。

10人中6人がアイディアはいいけど、儲からない。

というバランスを意図的に目指しています。

 

 

みんながいいとか、反対にみんながダメだとかは、

どちらもダメかなと。拮抗しつつも、

批判が少し多いくらいが、ベンチャーの

プロジェクトとしてちょうどいいと思ってます。



半数以上に反対されるプロジェクトの推進は

正直かなりしんどいですが、

失敗を重ね、PDCAを高速で回し続け、

マーケットが作れたときの伸びは凄まじい。

最近だとAirBなんかもあてはまりますよね。

6割以上に反対されてもやることも多いですが、、

 


自分の個性やビジネスキャラも、

万人ウケを狙う店が流行らないのと一緒で、

多少は賛否がわかれるようなバランスにしてます。

まあ、ほとんど自のまんまですが。

でも5割以上にNGをくらったら、

それは個性を超えて単なる嫌な奴なので、

いきすぎると改善します、、(笑)。

 

 

さてさて、まだ残暑も続いていいきますが、

体調に気をつけながらがんばっていきましょう!