十二時辰と気血 | 時間を味方に付ける中国医学式体内時計活用講座 

時間を味方に付ける中国医学式体内時計活用講座 

中国古来の体内時計理論「子午流注」を現代に活かし、より健康に、より快適に暮らす方法をお伝えします。

 

こんにちは。ご高覧ありがとうございます。

 

それぞれの時辰について見て行く前に

十二時辰健康法の基本的な考え方を

もう少し掘り下げておきます。

 

気と血は、中医学では

体を構成する要素である気血水の

うちの二つで、

気=生命活動を営むためのエネルギー

血=栄養を運び全身を潤わせる物質

と考えていいでしょう。

 

一般的に血=血液と考えられがちですが、

経脈は血管ではないので、

西洋医学でいう血液と

完全にイコールというわけでは

ありません。

 

ここで言う血液は

「栄養を運び全身を潤わせる」機能

そのものだと考えると

わかりやすいかもしれません。

 

ともあれ、

気血が流れ込んでいる経脈では、

その連なる臓器が最も働き、

デトックスされます。

 

そのことを考えた上で、

明日から

それぞれの時辰について

見ていきましょう。