【十二時辰健康法】 「子」の時間(23時~1時) | 時間を味方に付ける中国医学式体内時計活用講座 

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中国古来の体内時計理論「子午流注」を現代に活かし、より健康に、より快適に暮らす方法をお伝えします。

こんにちは!読んでくださってありがとうございます。

 

中医学では、2時間(1時辰)ごとに、最もよく働く臓器が違うと考えます。それは、その臓器に繋がる経脈に気血が流れ込むからです。

「子」の時間(23~1時)には気血が足少陽胆経という経脈に流れ込んでいます。

足少陽胆経に問題があるときには
口が苦い
ため息
黄疸
足の外側が熱い
等の症状がでます。

では、この経脈をケアするためにはどうしたらいいのでしょうか。
一番大事なのは「寝ること」です。

古代中国では、「陰陽のバランス」を大変に重視していました。
この「子」の時間帯は陰が尽きて陽が生まれる時間です。
この陰陽転換の時間帯、生まれたばかりの陽を大事に育てるためには
寝ることが大事だと考えられました。

この時間帯に寝ていない状態が続くと、
睡眠障害になったり、焦るような気持ちになったり、怒りやすくなったりするそうです。

このような傾向に気がついたら、
まずは11時までに寝ること。

もしそれが出来なくても、
女性ならお化粧を落とし、
心を落ち着けて下さい。

慌ただしい現代社会ではちょっと難しいですが、
夜遅くまで起きてやっていることを
早起きしてやってみる、と言うのもいいかもしれません。

では皆さん、いい一日を!