日曜日だよドラえもん!
(・・・どこからどうやってツッコんでよいのか)
2週間前のこと。
毎年恒例の、健康診断へ行ってきました。
毎年恒例で、夫と2人で受診したわけ。
まずは変なガウンみたいなのに着替えて(だってヘン)
レントゲンやら身体測定やら、視力検査やら聴力検査やらを
こなしていくわけなんだけどね。
その中で、「血液検査」があるのです。
3つ並んだ椅子の左端におあんちゃんが座り、看護師さん(年配)と向き合った。
すると、次の順番で呼ばれた夫が、おあんちゃんの隣に座り、看護師さん(ヤング)と向きあった。
私ね、血液検査がとっても苦手で。
というのも、私の腕の血管がとても細いようで。
小さいころから
体格がいいね
と周りから褒められていたのに。
(褒めでいいの?)
憧れの言葉は
キミって華奢だね
だったのに。
(確かにおあんちゃん人生で一度も言われたことのない言葉だね)
血管だけは華奢な人
みたいで私。
・・・とか言うと、なんだか「病弱」「儚い」「細い人」
みたいなイメージに映るような気がして(考え過ぎだよ)、なかなか自分からは
「私、血管が細いからぁ~」なんて口にできなかったんだけど。
(そもそも、血管の太さが話題に上ることってなかなか無いよね)
つまりは、「血液検査の時に、看護師さんが注射針を探すのに迷う」
わけです。
私が腕を出すと、ほぼすべての看護師さんが「あら」と言う。
針を刺すまでにけっこうな時間がかかるという、
看護師泣かせの腕を持つ女。それがおあんちゃん。
というね。
(大げさ)
でも皆さんプロなので、少し迷ったら、決意を固めて「えい!」と注射を刺すわけです。
「今までの迷いなんか、私、もう過去のことだから」と涼しい顔をしてね。
しかし今回は違った。
血液検査で呼ばれたときに、
年配の看護師さんだったから、「ベテランみたいだし安心だわ。」
と気楽な気持ちで座ったおあんちゃん。
・・・・気楽な気持ちだったのに。
腕を出した瞬間に、動揺しだすベテラン。
「あら?あら?どこにもないわっ!」
(そんなわけない)
「逆の腕も出してみてください」と言われ、左腕も出したものの
「どこにもないわっ!」
(だから、そんなわけない)
「あーなんか私、血管が細いみたいでぇ(苦笑)」と言うおあんちゃんの言葉にも
全く耳を傾ける余裕がないベテラン。
「いくらなんでも・・」
「どうしましょう・・」
「これは・・・動脈か・・」
と、一人ブツブツ言っている。
ちょ・・・怖いんだけど・・動脈とか・・。
と、内心焦るおあんちゃん。
・・・の隣で、ヤングに血液を抜かれる夫が
「僕、血管細いから、刺すとこ見つけづらいって言われるんですよ!」
と、朗らかに宣言する夫。
・・・・・自慢かよ。
しかし夫の宣言虚しく、隣の看護師さん(ヤング)はサクっと夫の血液を抜いて
「では次は心電図です」と夫を促す。
・・・の隣では
「ここで・・たぶん・・いけるか・・」
と「たぶん」という決意を固めたベテランが、おあんちゃんの腕にブスッと
注射を・・・・!
ひぃいいいい
と内心叫ぶおあんちゃん。
・・・無事に、無事に血液を抜かれました。
どっと疲れた。
そして夫と合流すると
「俺、いつもはあんなにすんなり血を抜かれることないんだけどな~」
と、なぜか不満げに言った。
・・・・・何の自慢だよ。
どっと疲れたよ・・・健康診断・・・!
でも2年前より体重が5キロ減ったからそんな苦労も吹き飛んだわ!クスクス
(また自慢かよ)