水戸線全駅間歩き1(小山-大和) その5・川島駅の工場地帯をぐるっと回って | 駅から駅まで・旅のあしあと

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今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
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その4からの続き

 

-川島(11:20発)-玉戸(12:52着)-

 

 

2度も通行止めによって行く手を阻まれるも、なんとか鬼怒川を渡ることができました。

 

突き当たりに川島駅は確かにありました。

 

水戸線本体の開業からわずかに遅れて開業した駅ですが、

当時は鬼怒川水運との結節点としての役割も担っていたようです。

現在も駅員が配置されているようですが、訪問時は無人でした。

 

 

 

ホームは2面2線の相対式。

それぞれのホーム間は跨線橋で接続しています。

 

 

 

ちょうど小山行きの列車が到着、

まもなく西へ向かって発車。

 

 

 

次の駅へ向かいたいところですが、

ちょっと駅の北側が気になるので寄り道します。

 

駅前にはビジネスホテルが何軒か集まっていました。

ビジホといっても主要駅にあるビジホとはちょっと雰囲気が違う。

長期滞在向けの感じなのかな。

 

 

 

水戸線の踏切を渡って北へ進むとこんな場所に。

右側には踏切にありがちな柵があるけど、線路は無い…。

 

 

 

そこから東の方向を覗くと、線路が隠れていました。

 

こちらは日本コンクリート工業の専用線跡で、「上河原線」と呼ばれていたそうです。

今歩いている道を踏切で越え、鬼怒川沿いまで線路が伸びていたそうで、

1997年までは秩父鉄道からの貨物列車が運行されていたとのこと。

架線柱があるということは電化されていたということですね。

 

 

 

踏切跡の先で右折。

右手が東日本コンクリート工業、左手がレゾナックの工場。

川島駅の周辺には両者の関連施設があちこちに。

 

 

 

レゾナックの正門前を通過して、南へ。

工場の敷地に挟まれると、秘密基地にいるような感覚になる。

 

 

 

再び水戸線の踏切にさしかかると、広い空き地に遭遇。

 

ここは川島駅の側線跡。

かつてはホームの線路がもう1本とさらに3本の側線が存在し、

最盛期には石灰石輸送関係の貨車でいっぱいだったとのこと。

鉄道が得意とする重厚長大物の輸送も今はクルマが担っているということか。

 

 

 

川島駅の北側をぐるっと回ったところで、先へ向かおうとしたのですが…

 

って、またかい。

 

 

 

でも、今回はほとんどダメージ無し。

大きな通りに出るのがちょっと早くなるだけ。

 

 

国道50号に合流。

 

片側一車線の国道は渋滞気味。

歩くよりは速く流れてたけど、自転車よりも遅かったかも。

 

 

 

国道沿いはロードサイドの店が目立ちました。

 

 

 

今回は玉戸駅近くのショッピングモールにあった丸亀製麺で昼食。

毎回毎回昼食をパンで済ますのは味気ないけど、

だからといってファミレスで昼食とるほどの時間はない…。

 

 

 

昼食後、百均ショップに立ち寄ったあと、

モールを突っ切って玉戸駅へ向かいました。

 

モールの敷地を抜ければ、駅はもう目の前です。

 

 

(その6へ続く)