(その1からの続き)
-米野(8:27発)-黄金(8:45)-烏森(8:55)-
名古屋駅の西側に出て南へ下ると住宅地に変わり、その突き当たりが米野駅でした。
ホームは2面3線ですが、実質的に使用されているのは1・2番線です。
普通列車のみ停車するため、ホームは3両対応。
いつも長いホームを見慣れていると、短さが際立ってみえる。
ホームからはJR東海の名古屋車両区に留置されている車両が見えます。
架線が張られてないので、このあたりは気動車エリア。
…そっか、新車に変わったんだよね。
構内踏切から名古屋駅方向を眺めると、米野車庫に留置中の特急車両が。
反対サイドは新幹線からも眺めることができますよね。
次の駅へ向かいます。
線路沿いに少し歩くとこんな看板が。
ドラマでは時々出てくる家政婦紹介所ですが、
今も残っているところといえば、やっぱり下町という印象が。
ここで笹島エリアを結ぶ向野橋に寄り道してみました。
一見普通のアーチ橋にみえますが、
この橋は元々山陰本線の初代・保津川橋梁として使用されていました。
架けられたのは1899年ですから…なんと、120年以上の歴史があります。
現在も使用されている2代目同様、土木遺産にも選ばれています。
そんな向野橋から名古屋駅方面を眺めると、
やはりJR東海の車両基地…こちらは電車ブロックみたいですね。
奥に見える高層ビルはささしまライブのグローバルゲート。
高さは170メートル、愛知県では8番目の高さとのこと。
向野橋は渡らず、元に戻って線路沿いをさらに先へ。
ここは右へ行ってみる。
中村区は名古屋市の中でも下町色が強い区とのこと。
住宅地に混じって中小の工場や倉庫が建っていました。
再び線路沿いに戻ろうとするも、この三叉路で方向感覚が狂った。
写真奥へ進むのが正解なのだが、右へ行こうとしてしまった。
この位置からだと目指す線路が見えにくいのも迷った原因。
なんとか正しい道へ進むと、突き当たり右手に黄金駅が見えてきました。
黄金駅に着きました。
小康状態だった雨がまた強くなってきた。
フードを被らないと頭が濡れてしまう。
再び線路沿いをしばらく歩きました。
アーバンライナーplus、自分の中ではこれが長らく近鉄新型特急だった。
再び線路沿いから外れてみると、やはり住宅地の中に町工場。
これでも名古屋駅から半径3km圏内。
歩道付きの道に出たところで、再び線路へ。
新しい建物が目立つけど、再整備されたのかな?
線路と突き当たった場所が烏森駅でした。
どうしても新橋駅の旧称「からすもり」と読んでしまいますが、
ここでの読みは「かすもり」です。
(その3へ続く)
黄金駅から八田駅までのGPSログ(1/20,000)です。