-羽前中山(10:35着・10:50発)-
中川駅からさらに北へ進み、上山市に入りました。
集落の入口で街道の旧道とおぼしき道に入りました。
橋の雰囲気もそれっぽい感じ。
中山集落は左手にそびえる山に立っていた中山城の城下集落でした。
このあたりには中山城の守将・清水三河康徳に従った足軽の屋敷があったそうです。
清水三河康徳はもともと(甲斐)武田氏に仕えており、
武田氏滅亡後は上杉氏に仕え、この地に移ってきたそうです。
それだけではなく、
集落内の光勝寺はやはり武田氏元家臣の松下右近が建立したとされます。
偶然のようにも思われますが、
武田氏の最大版図からも大きく離れたこの地に
武田氏の元家臣が複数いたとは驚きです。
そのまま進むと、また橋。
下から覗くと…
こんな感じ。
こちらは中山橋で上山市の指定文化財に指定されているそう。
やはり1880年に三島通庸によって造られたそうです。
この先で右に折れて、駅へ向かいます。
県道までショートカットで戻れば、目の前が羽前中山駅。
待合室が駅舎代わりの無人駅です。
ホームは2面2線の相対式。
県道の真横ですが、県道の交通量もあまり多くないため静かな駅でした。
次の駅へ向かいます。
駅横の県道を5分ほど進むと、国道にぶつかりました。
国道を渡ろうと思ったのですが、なかなか信号が変わらなかった。
青になるまで3~4分くらい待たされたような。
国道に合流して、さらに先へ。
人家の無い山の中に立派な道が続いていました。
交差点から10分ほど歩いたところで脇道へ。
落ち着いた雰囲気の橋を渡りつつ…
国道を横目に見つつ、緩やかに坂を下り続けます。
この道はたぶん旧国道。
右手奥に上山市街地が見えてきました。
上山盆地にさしかかったようですね。
…でもこの感じじゃ、駅まではまだ遠そうだな。
時々枝分かれしては戻ってくる道が。
この道がたぶん旧街道なんだろうな。
じょじょに民家が増えてきました。
昼食食べた後に上山の中心市街地を見物する時間が欲しい。
そう思うと歩くスピードが速くなりました。
(その12へ続く)
羽前中山駅南側周辺のGPSログ(1/30,000)です。
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