しなの鉄道全駅間歩き1(軽井沢-小諸) その2・林の中の別荘地で道を間違え… | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その1からの続き

 

-(軽井沢-中軽井沢間歩行中)-

 

 

軽井沢駅からいったん北へ進み、以前パスした旧軽井沢に立ち寄りました。

 

まもなく道は林の中へ入りました。

この先にあるゴルフ場に続く橋なので「ゴルフ橋」。

 

 

 

静かな林の中に建物がポツポツと点在していました。

どうやら別荘地に入ったようです。

 

静かな雰囲気に反して、車通りはそこそこありました。

別荘の滞在率も高いのでしょうか?

 

 

 

池のようなものが見えたのでちょっと寄り道。

 

この池は御膳水といわれる湧水。

水質が良く、軽井沢宿で提供される御膳に使用されていたそうです。

軽井沢中心部の観光地・雲場池の水源にもなっています。

 

 

 

右手は旧軽井沢ゴルフクラブ、左手はホテル鹿島ノ森。

 

ここでの鹿島とは建設会社で知られる「鹿島」。

信越本線の碓氷峠越え旧旧線の大半を手がけたのは鹿島組。

当時の社長・鹿島岩蔵が工事の後、ここ軽井沢を本拠とし、

このあたり一帯の広大な土地を購入したそうです。

 

こういう高級ホテルに泊まれる日は来るのだろうか?

いやいや、フナムシめが泊まっても寝られないのがオチ。

 

 

この先も道なりに進んで中軽井沢…のはずが、大変なことに。

それに気がつくのはもう30分ほど後の話。

 

 

 

「道なり」にそのまま先へ。

 

右手の建物も教会とのこと。

一見するとそんな感じはしないのですが。

 

 

 

お、雲場池を示す矢印があるぞ。

近くなら行ってみるか。

 

 

まもなく雲場池に到着。

まだ朝9時台ですが、それなりに人がいました。

 

 

 

先ほどの御膳水を水源とする池。

高原の雰囲気を味わえる、気持ち良い場所。

 

池の周りを一周できるそうですが、

そんな時間はなさそうなので、この風景だけ見て引き揚げました。

 

 

 

先ほどの道に戻ってさらに先へ。

 

右の建物もウェディング関係。

やっぱりそういう建物多いなぁ…。

 

 

 

引き続き林の中を進みましたが、

さっきから道しるべがなんだか違和感。

西に進んでいるはずなのに、直進方向が南にあるはずの国道だったり、

左が軽井沢市街とか…。

 

でも「道なり」に進んでいるはずだから、

西へ進んでいるはず…

 

 

 

って、あれれ?

なんで線路が見えてるの??

 

 

 

これが前回敢えて伏せた軽井沢駅周辺のGPSログ(1/25,000)。

 

道なりに進んだせいで、

さっき見たホテル付近で大きく南へ進路を変えていました。

地図だとまっすぐ進むのが道なりだと思ったのに、

ゴルフ場の作業道のような坂道に進むのが正しかったとは…。

 

おかげでいつの間にか軽井沢駅近くまで戻っていました。

雲場池の位置がわかっていたら、間違いに気づけたのに。

 

 

 

とりあえず、近くの小学校に保存されていたアプト式時代の機関車をぱちり。

 

 

 

不本意ながら旧中山道に合流。

 

予定していた道まではもう戻れない。

単調だろうけど、この道で次の駅を目指します。

 

 

 

国道18号に合流。

距離的にも大幅にロストしているから、急がないと。

 

 

 

旧雨宮邸新座敷。

この奥には旧近衛文麿別荘もあるのですが、寄ってる時間は…ない。

 

 

 

列車が来たと思ったら「ろくもん」だった。

 

話には聞くけど、乗ったことも見たこともなかった列車。

ガタガタな写真だけど、初めて見た記念だから。

 

さ、次の駅まで急がないと。

 

 

その3へ続く