小田急小田原線全駅間歩き2(本厚木-小田原) その10・霞堤の松並木と金次郎さん生誕の地 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その9からの続き

 

-開成(16:15発)-栢山(16:47)-

 

 

あじさい祭り会場から一路南へ下り、ロマンスカーが待つ開成駅に着きました。

 

さて、次の駅へ向かいます。

このあたりは開成駅開業後に造成された新しい住宅地。

 

 

 

このあたりのアジサイもきれいですね。

 

 

 

スマホの地図に従って、南へ下る道を求めて進むと…。

 

どうやらここは直進するらしい。

でもこれ、畝じゃないんですかぁ?

まぁ、畝にしてはちょっと広いような気もしますが。

 

 

 

半信半疑で進むと、道がだんだんまともになってきました。

 

このあたりは一面の水田地帯。

左奥に松並木が見えるけど…あれはいったい?

 

 

 

これはなかなか素敵な感じ。

奥にも盛り上がりが見えますが、あちらは酒匂川の堤防。

 

実はこれ、霞堤と呼ばれるもので、

今歩いているこの道も堤防だったりします。

堤防の一部を敢えて切り、流下方向と逆方向に水を入れることで

氾濫時の洪水被害を抑えていたとのこと。

 

 

 

堤防なので、いつの間にか周囲よりも高くなっていました。

 

 

 

次の駅が近くなってきたので、堤防を離れて駅へ進みました。

 

じょじょに民家が増えてきて…

 

 

 

商店街に入って…

 

 

 

栢山(かやま)駅に着きました。

今回の駅間歩きとしては短めの駅間だったので、そのまま次へ進みます。

 

 

 

最初はこの道を道なりに進もうと思ったのですが、

地図を見ると旧道とおぼしき道を見つけたので

そっちを通ってみることにしました。

 

 

 

やっぱりこっちの方が趣がありましたよ。

 

 

ん?

左奥に見慣れた像が立ってる。

そう、勤勉の象徴・二宮金次郎の像です。

最近は歩きスマホを助長するとかなんとかで撤去される傾向とも聞きますが。

 

でも、ここに金次郎さんの像があるのはちゃんと意味があるんですよ。

なにしろ、ここ栢山は金次郎生誕の地なんですから。

そして、この場所は二宮家の本家があった場所とのこと。

 

 

 

沿道に酒屋があるということは、

やっぱり昔はこの道が主要道路だったんだろうな。

 

 

 

そして、元々歩こうと思ってた県道に戻ったところが尊徳記念館でした。

 

「尊徳」は金次郎さんの諱。

現在は両方とも使われているので混乱しがちですが、

同じ人物を指してるのでご安心を。

 

 

 

記念館がある場所が金次郎さんの生誕の地とのこと。

 

記念館の隣には金次郎さんの生家が展示されています。

復元ながら部材は建築当時のものをそのまま使用しており、

神奈川県の重要文化財にも指定されています。

 

 

 

17時を過ぎてしまったので、

県道を下って次の駅へ向かいます…

 

 

「だ」??

 

 

その11へ続く

 

 

開成駅から富水駅手前までのGPSログ(1/30,000)です。

 

 

 

 

追伸

 

東京エクストリームウォーク歩いてきました。

 

感想は…

 

こんなはずじゃなかった

 

 

次回は割り込みでウォークレポを入れたいと思います。