函館本線・室蘭本線全駅間歩き(函館-大岸) その13・駅跡に残る1本の橋脚 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その12からの続き

 

-駒ヶ岳(14:53着・15:05発)-東山駅跡(15:48着)

 

 

赤井川駅から北海道駒ヶ岳を見ながら、高原を北へ進んでいます。

 

小学校を過ぎると右側が開けて、北海道駒ヶ岳が一望できました。

相変わらず、頂上付近だけ雲が出てますね。

晴れてるけど、湿度が高いのかな?

 

 

 

踏切の音が聞こえてきました。

そういえばそろそろあの特急が来る頃かなと思ったら、いきなりやって来ました。

 

撮影ポジションなんて全然考えていなかったので、

後追いのこんな写真しか撮れませんでした。

 

 

 

もうちょっとうまく撮りたかったなと思っているうちに、

駒ヶ岳の駅前集落に入りました。

 

 

 

駒ヶ岳駅に着きました。

 

 

 

ホームは2面2線。

駅舎は国道の反対側にありますが、

跨線橋渡ったホームから国道側に出ることができます。

 

気温は24℃程度でしたが、

直射日光を受けながら1時間半歩いてきたので

身体がオーバーヒートしました。

短い休憩でも待合室の窓を開け放って、うちわ全開。

 

 

 

もうちょっとクールダウンしたかったところですが、次へ進みます。

次の駅は今日のゴール・森ですが、

途中には廃止となった駅が2つあります。

 

ゴールはまだ先です。

 

 

 

駒ヶ岳を見ながら札幌本道の旧道へ戻りました。

 

 

 

札幌本道の旧道に合流しました。

 

 

 

このあたりが駒ヶ岳に一番近い場所です。

標高は180メートルくらい。

 

 

 

やはり民家が無いわけではありませんが、

民家が見えたと思ったら廃屋ということもしばしば。

 

 

 

緩やかな下り坂が始まりました。

次のポイントまではそんなに長くないはずだから、もうそろそろかな。

 

 

 

そのまま進むと、踏切が見えてきました。

ここが2017年に廃止された東山駅の入口です。

 

 

 

東山駅は1面1線の板張りホームだったそうです。

踏切からは少し離れていて、2つ目の電信柱付近にホームがあったそうです。

 

 

 

どうやら、ここから線路沿いにアプローチ路が続いていたようです。

 

もはや痕跡は分かりませんが、

そういう場所じゃなければ「立入禁止」も無いはずだし。

 

 

…背後は盛り土かな?

 

 

 

踏切の手前、

道路の西側に立派な橋脚が残っていました。

 

実は東山駅、元々信号場でした。

現在線の南側に引上線が設けられ、簡易スイッチバックを構成していたそうです。

引上げ線は駒ヶ岳駅側から盛り土で高さを増しながら続いていて、

ここで道路を跨いでいたそうです。

 

駅の痕跡は消えてしまいましたが、

信号場の痕跡は盛り土も含めてまだ残っています。

 

 

その13へ続く

 

 

駒ヶ岳駅から東山駅跡までのGPSログ(1/30,000)です。