(その9からの続き)
-大沼公園(10:52着・11:00発)-
大沼駅から北へ進み、大沼公園に到着しました。
あまり時間はありませんが、ちょっと散策してみたいと思います。
大沼公園の景色は、
奥に見える北海道駒ヶ岳の噴火によって造られました。
大沼に浮かぶ小島は「流れ山」と呼ばれ、
駒ヶ岳の溶岩や噴出物に由来しているそうです。
写真からはわかりにくいですが、
駒ヶ岳の山体上部は明らかに崩壊したような形状をしています。
大沼はあの「千の風になって」誕生の地とのこと。
どこかお墓もある高原地帯がモデルかと思った。
遊歩道は流れ山を繋ぐように続いていました。
ひとつひとつの「島」はずいぶん大きいですよ。
今回は所要15分のコースを一回りするのが精一杯。
所要45分のロングコースもありますが、それはまたいつか。
大沼公園を後にして、大沼公園駅へ向かいました。
沿道は観光地然とした雰囲気。
「わ」「れ」ナンバーの車も見かけたけど、地元ナンバーの車が多かったような。
駅へ行く前に、駅前の「沼の家」で名物の大沼だんごをお買い上げ。
あんこの下にもたくさんのだんごが隠れています。
この小振りのだんごは、
大沼に浮かぶ流れ山をイメージしているとのこと。
その場で食べる時間は無かったので、
夜ホテルで食べました。
大沼公園駅に着きました。
文字通り大沼の最寄り駅で、日中は特急も停車します。
1日の利用者数は200人あまりとのことですが、
もっと多いような気がしないでもない。
ホームは1面1線の単式。
基本的に途中駅ですが、1日1本だけ折り返し列車があります。
大沼散策でちょっと時間を使いすぎたので、
ここは休憩軽めに次へ進みました。
大沼公園駅から再び北へ。
道路のすぐ横を線路が併走しています。
今歩いている道は大沼を周回しており、
レンタサイクルに乗った人をたくさん見かけました。
ちなみに、池田園の先から銚子口の手前までは8ヶ月前に歩いています。
そのまま進むと、再び大沼が見えてきました。
こちらは大沼に別れをつげて、線路を渡りました。
線路を渡ると、左手に小沼が広がりました。
大沼の遊覧船はこちら側にも入っていました。
小沼の北側を沿うように、国道5号へ向かいました。
いちおう歩道はついていますが、
思ったほど小沼は見えませんでした。
歩道も一人歩ける程度の幅しかないし…。
この先で大きく右カーブを切って、小沼から離れます。
大沼エリアもまもなく終わります。
(その11へ続く)
大沼公園付近のGPSログ(1/30,000)です。